田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

将棋ソフトと密室殺人

2012-05-13 19:10:13 | ヒゲの盤上の世界
先日あったTVドラマ、将棋棋士が密室で死体となって見つかったと云う話なので、
つい見てしまった。 (笑)
タイトルにもそそのかされて ・・・
    鍵のかかった部屋 (第三話)
       『 美人棋士 VS 榎本! 盤面が語る密室の謎 』

奨励会・美人棋士が、もう少しで奨励会を卒業出来る所までたどり着いている。
そんな設定で始まるドラマ。
そこに、降って湧いた様な密室殺人事件。
どう絡んでいくのか、興味をそそられます。
途中で登場する将棋のソフトが、実は今迄とはちょっと違う重要なネタ役なのです。
と云うのも、最近のソフトが、プロ棋士を負かすぐらい進歩している現実が、
背景にあるからですが。

さてくだんの美人棋士が、あと一勝で卒業までこぎつけました。
これでやっと、プロ棋士か?
その最終戦の局面は終盤、詰むや詰まざるやのギリギリ。
アドバイスが欲しい美人棋士。
仲間の女性に、髪撫ぜのシグナルで助言の合図を送ります。
仲間は、そそくさとひと気の無い所でPCを開き、ソフト(激指だったか?) で確認します。 
そして、携帯で次の一手解答を送るのです。
                           

すると、美人棋士のバッグの中の携帯が振動(バイブレーター)して、その回数とやらで
棋譜記号が判るとか。
詳しいシーンはありませんでしたが。
そのカラクリに気付いたのが、今度の被害者と云う様な ・・・ ジャンジャン ♪♪ ジャー 
じゃあ、密室はどうやって作られたのか?
被害者自ら、内部の鍵を閉めたとか。
ドラマは1時間の枠なのに、ふたつものテーマを盛り込んであるから、
折角の面白いアイデアのいかさま対局が、ボケてしまって勿体ない。

  

これって少し前にあった、K大入試のいかさま受験を彷彿させる手口に似てる?
入試問題を携帯でネットを利用して、解答を貰う事件があったでしょう。
このドラマも、入試試験と同じ様に。
将棋が人間より強くなったコンピューター、ずる賢い者はソレを利用する事を思い付く。
人間の将棋トーナメントも、此れからは、対ソフトルールが必要か?
性善説で、誰もそんな手段で優勝を狙うなんてヒトは居ないよネは、甘い!?

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コメント (4)
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