田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

木の芽どきの愉しみ

2012-05-26 14:19:49 | ヒゲの毒舌
五月の連休時に、ヒゲの娘夫婦が、カァちゃんの実家に。
そして、土産にたくさんの天然・木の芽を頂いてきた。
                       
養殖・木の芽は一年中ありますが、普段は御値段が高いので、おいそれとは使えません。
が、この時期、天然のがほこって、値段が暴落すると無性に食べたい献立が。
前にも、ブログで書きましたネ。
酒呑みのヒゲが好きなのは、木の芽寿司なんです。
案外、熊本でコレにお目に掛かるチャンスはありませんでした。
寿司飯に叩き木の芽を混ぜ込むと云う概念がないせいでしょうか?
その木の芽寿司飯と、川魚の組み合わせが好きなのです。
ちょっぴりクセのある川魚が、木の芽の香りと出会う。
日本人ならの楽しみ!?

寿司飯に使う寿司酢は、塩の効いたモノで。
まあ、そんなにこだわらなくても、ミツカンの寿司酢でも。 (笑)
寿司飯を合わせたら、そこに木の芽を混ぜます。
枝から外した葉だけを用意して下さい。
タップリ(!)の量が必要だから、天然の安い時期にヒゲは作るのです。
だから金持ちは、高価な養殖・木の芽で何時でも作れる事に。
葉だけを、包丁で叩く様に刻んで寿司飯に混ぜ込むのですが、
満遍なく木の芽を散らすには少し根気よく。
                           
後は、お好きな川魚を。 (鰻でも、鮎でも、ワカサギでも)
今日の我が家は、鹿児島の養殖鰻。
カァちゃんは、わざわざ塩焼きと醤油焼きと半分ずつにしてくれましたが。



焼いたのを小ぶりに刻んで、寿司飯の上に散らせば出来上がり。
オプションで、ワサビや柚子胡椒を添えて。
箸でひと口に取った木の芽寿司に、鰻を乗せてパクリと。
木の芽の香りが鼻に抜ける。
あゝ 日本人で良かった!!
そして、その後是非、日本酒でぐびっと飲ってみて下さい。
この時の酒は、今をときめく純米吟醸・生の香り豊かなモノで無くて、本醸造の値ごろなので結構。
同じ寿司飯を、細めの棒寿司にして、前菜に使うのは料理屋の仕事。
小袖寿司と言いますが、作るには、そこそこ手練れが必要です。
我々は、このバラ寿司風なので十分でしょう。

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コメント (2)
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