田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ピンさん VS 瀬川四段

2012-07-14 17:03:03 | ヒゲの盤上の世界
7/4 (水曜日) 熊本日日新聞の将棋欄  【 棋王戦 】
予選局で、興味深い組み合わせが。
還暦超の希望の棋士  《 加藤一二三 九段 》
お相手は、 奨励会を年齢制限で退会した苦労人  《 瀬川晶司 四段 》
諦めず、アマの世界で臥薪嘗胆し、とうとう特例でプロ入りしたと云う、
絵に描いたような浪花節。 イイね!

今回、ピンさんの懸けるモノは、中原名人と並ぶ勝利数歴代第二位だ。
若い時の一勝は、水を飲む様に簡単なのに、高齢者のあと一勝は、バリウム飲む様に
大変だ。 (笑)

序盤は、瀬川さんの先手中飛車に対して、ピンさんの52飛車対抗型。 
珍しい!
例によって、観戦記は早くも、ピンさんのモーションを紹介する。
“ 相手の席側から、仁王立ちに成って看る! ” と云う奇手も早々に。
ああっ! ピンさんの伝説は活きている。 いいね!!

そして、昼食休憩前から離席。
昼食休憩後も、瀬川四段ひとり、ポツンと盤前に。
2時間ものランチ?  さぞかしエネルギー補給が出来た事でしょう。
献立は、今や幻に成りつつある鰻重か?
はたまた、豪華な天ぷら定食か?
ピンさん流に言えば、将棋は格闘技。
従って、体力は最後に物を言う。
だから昼飯は大事。
認めますが、ヒゲがこの食事を摂取したら、午後は眠りの世界でしょう。 (笑)

局面は、相手の穴熊に対抗すべく、王側に駒を寄せ過ぎた加藤九段に隙が生じた。
無理やりの飛車交換に追い込まれて不利に。
更に、昼前後に費やした時間が大き過ぎて、秒読みに。
「 あと何分? 」 の伝説のスタイルも飛び出しての闘い。
しかし、カタナ尽き、ネクタイ折れての奮戦も虚しく投了に。
ウーン、ニコニコ動画で拝見したかった。

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