田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

飛車角抜きを楽しむ

2013-07-09 13:39:28 | 田園ものがたり
店で余裕がある時(暇?)、ヒゲは客から所望されて将棋をする事があった。
その最初の時期、問題がありました。
当時(8~90年台)、熊本では余りプロ棋士が来る事も無く、従って駒落ちを指す文化は
ありませんでした。
今は随分違いますが。
駒を並べた後、 「 こんなモンですよ。 」 とヒゲが、飛車 ・ 角行を盤上から抜くと、
ひと騒動!
「 なにい?  飛車角落ちだとお! ワシを馬鹿にしてるのか!? 」 と客は青筋を。
なだめすかして対局です。
当然、相手は 「 ひと捻りにしてくれるワ!! 」 と向かってきますが。
そんな騒動を繰り返しながら、何回か指していると、対局相手やギャラリーの空気が
変わってきました。
「 アレ、こっち (駒落ち戦) の方が、よっぽど面白いゾー 」
平手でする時は、盤を見もせずに酒ばかり呑んでいるヒゲ。
しかし、二枚落ちなら違います。
ちゃんと盤面を見つめ、長考もします。
何より、盤上での工夫が違います。
客も、その違いを感じたのでしょう。
ハンディキャップ戦は、当たり前になっていきました。
                       
さて、今期の新番組。
ヒゲのお気に入りが、TBS系の 『 確証~窃盗 捜査3課  』
高橋克実 と榮倉奈々の共演ですが。
                          
失礼ながら、キムタクみたいなビッグネームが主役を張るのではありません。
視聴率とやらは大丈夫でしょうか?
しかも、窃盗3課ですから、相手はコソ泥さん達です。
血がしたたる死体や銃撃戦みたいなハデなシーンは、あまりありません。
所が、この脚本が良いのか(?)、なかなか観せてくれます。
“ 飛車 ” や “ 角行 ” の大スターも無いのに、工夫して面白い映像を
ひねり出してあります。
                          
この工夫を味わうのが、ヒゲは好きです。
寿司屋で例えれば、黒鮪大トロみたいな御立派なネタは持っていないけれど、
中落ちや昆布締め等の仕事がきちんとされている店ですかネ。

実は、そんな飛車や角やらの超大物なしで、映画を創ってもらいたい男がいます。
いつもは、総天然色オールスターの映像で、我々を楽しませてくれる “ 三谷幸喜監督 ” です。
是非、彼に、ビッグネームで無い役者だけで、面白い企画を思い付いて頂きたい。
二枚落ちでも、こんなに楽しめる映画が出来る事を ・・・ !
                                
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