女流棋士

７／７　（日曜日）
ＮＨＫ将棋講座のチャンネルに合わせると、なんと関西女流棋士達の女子会の様子が。
へ～　今時、こんなの迄、映像のネタになるんだ。
ヒゲには信じられない光景です。
興味が無い人達には、こんなつまらない事はないからです。
そう言えば、今の時代、将棋のイベントで女流棋士がウロウロしていても、
何の違和感もない。
其れどころか、女性がいないと間が抜けた様な気がします。

昭和（！？）４０年代、将棋の女子プロと云うと、蛸島さんと、山下さんぐらい。
「　オンナが将棋を指すのか？　」　と、非常に奇異に見られたモノでした。
蛸島さんが、ＮＨＫ杯トーナメントで読み上げする時など、アガって声がかすんだものでした。
今時の女の子が、堂々と解説や読み上げをしている光景を見ると、隔世の感がします。

観る将棋のブームの火付け役ともなったのが、ＪＴ杯将棋トーナメントでした。
早指し戦で、しかも同じ会場でどんな解説が出来るか？
不思議に思ったものでしたが、上手い具合に出来るもんですネ。
此処でも、やはりアシスタントや聴き手は女性に限る。
コレを、男同志でボケ・ツッコミやっても、ヒゲ的にはキモい。　（笑）
このＪＴ杯将棋は、各地で開催してくれるのがありがたい。
なぜなら、地方では、なかなかプロの対局を観る機会はありませんから。
そんなＪＴ杯が、熊本市で行われた９０年代の或る日。
ホテルでの前夜祭開催中に、熊本の地魚が食べたくなった対局者がホテルを抜けて、
ヒゲの店にやって来ました。　　（前ブログに記載あり）
暫くして、部屋に押しかけたヒゲ。
色紙を四枚持って、サインを求めます。
谷川名人に一枚差し出した後、まあ、ついでにと女流二人にも。
ヒゲ的には、ほとんど義理のつもりでしたが。
遠慮する彼女達に、名人は　・・・
　「　女流棋士も今から、こんな風にサインを求められる機会が増えるでしょう。
　　　　　　　　　　　練習と思って、書いて差し上げたら？　」
名人の予想通り、それから直ぐに女流が活躍する時代が来たのです。

ニコニコ生放送などで、さらに観る将棋ブームが広がり、女性が居ないと
成り立たたない番組も。
けだし、名人の先見の明に驚かされました。
それにしても、女流棋士もこんなに増えると、どうなんだろう。
勢い、少ないパイ（仕事）の奪い合いみたいにならないのか？

　　　　
　　　　　　《　名人は、残りの一枚も書き留められました。　》

　　　　　　　　　　

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