田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

病床日誌~彦じいちゃん

2013-07-27 16:46:43 | 2人3脚チンタラ道中
朝から、女性用のエリアが騒がしい。
どうも、トイレの順番をめぐる、いさかいらしい。
女性の車椅子対応のトイレは、数が限られている為、トラブルが起きるのだろう。
個室で、自分専用トイレの有る身としては、申し訳ない様な気にもなるのだが。
地獄の沙汰も金次第と云うには大げさだけど、そんな一面を垣間見た様な気持ちだ。

今日から、リハビリ室に行くのに、やっと歩行器を使える様になった。 (許可が出た)
安全策の為とは云うものの、随分時間が掛かった様な気がする。
国立病院の先生は、はやばやと歩行器をヒゲに与えてくれた。
お陰で、ヒゲは暇さえあれば院内を散歩出き、自立歩行も時間の問題だったのですが。
あまりに病院が慎重になり過ぎて事なかれ主義だと、患者の回復が遅くなるかも。
久しぶりの歩行器使用! 気持ちイイー!!
リハ室までは、坂道・エレベーター・左カーブ・右カーブありと、バラエティーに富んでいる。
この行程そのものが、リハビリだ。

夕刻、カァちゃんが来て、ついでに夕食まで付き合う事に。
着替えの衣類とか、身の回りの世話も色々あるもんです。
おしゃべりしながら、夕食を半分程頂いた時、隣部屋のドアから異音が響きました。
ドアのカラクリ錠(?)を解いて、○熊さんが廊下に出たのです。
夜の散歩でも、決めこむつもりでしょうか?
しかし今夜は、直ぐに行く手を、ナースに阻まれました。 (笑)
ぶつぶつと文句言いながら自室に戻った積もりが、間違えてヒゲの部屋に!
ヒゲは、当然入院仲間ですから、ニコニコと歓迎モードで手を開きながら
「 どうぞどうぞ、お茶でもいかがですか? 」 と。
受け入れられて、まんざらでもない顔の○熊さん。
初めて会ったカァちゃんは、びっくりです。
いえいえ、珍入(?)に対してではありません。
ヒゲの爺ちゃんに、瓜二つだったからです。
それも、結婚前に会っていた頃の彦じいちゃんにです。
世間には、そっくりさんがふたりは居ると云う事を自覚した一瞬でした。
ご機嫌でヒゲの部屋で遊ぼうとした○熊さんでしたが、たちまちナースに捕まりました。
ナース 「 ○熊さんの部屋は隣ですよ。済みません、ご迷惑をおかけしました。 」
ヒゲ  「 いいえ、楽しませて頂きました。 」
翌日、カァちゃんが来ている時に、又部屋へ。
今度は、お菓子を持って!!


《 彦じいちゃん ・ 父 ・ 父の姉さん ・ ヒゲ ~ 自宅の物干し台にて 》             
           
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