田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

タンスに隠せ!

2013-07-24 15:03:57 | ヒゲの毒舌
ここン所、税務署関係のトピックスが三つ程飛び込んで来た。
先ずは、TVの新番組 『 半沢直樹 』
幸先のイイ視聴率だそうで、おめでとうございます。
彼の勤める銀行の仇役が国税!
突然の査察が、行員をうろたえさせます。
田園の客が、吐き出す様に 「 国税の奴らが来て ・・・ 」 と。
まるで天敵の様に言いながら、焼酎の水割りを煽ったのが思い出されます。
この方も、地銀の方でした。
「 奴ら! 」 の言に注目。

次は、やはり国税でしょうか?
日本画・平山郁夫氏の奥さんのニュース。
紙袋に、二億円(!)も詰めて、タンス辺りに隠しているのをマルサに見つけられた。
重加算税だとか?
まあ、世間的には、晩節を汚したと云う事でしょうが ・・・ 。
このニュースを聞いて、ヒゲは亡くなった母親を思い出しました。
終戦後、命からがら引き揚げて、やっと商売で当てた両親。
しかも時代は、まだ納税意識が希薄な昭和30年代。
「 自分で稼いだゼニを、何で税務署ナンかにやらにゃイカンとかい? 」 
と云う事で、ヒゲの母親は儲けたカネを銀行預金に散らして、通帳をタンスの着物の間に。
或る日、特捜が入り、定期預金の証書やら通帳を次々と見つけだしました。
当然の重加算税でした。
だから、ヒゲは平山郁夫氏の奥さんを、嗤う事が出来ません。
生きていれば、この奥さんと同じぐらいの歳の母親。
税務署は天敵でした。 (笑)
今夜は、そんな母親を偲んで、喜太郎のシルクロードでも聴いてみよう。

最後のは、地方税での悲劇。
宝塚市納税課で、怒りの男が火炎瓶放火事件。
収入の無くなった団塊世代の男性の、虎の子預金200万を差し押さえようとした事
から始まった。
税金を取りやすい所から執れと侮ったのが、大間違いか?
63歳の、大学紛争時代の男が怒った。
ひょっとして、角棒と火炎瓶で、機動隊と渡り合った過去を持つ、今はおとなしそうなオジサン?
イメージは、そう映画 “ 居酒屋兆治 ” の健さん役。
生活の最後の術(すべ)を盗られそうになり、止むに止まれぬと。
窮鼠ネコを噛むは、緋牡丹のお竜か。
追い詰められた老人は、立ち上がった。 火炎瓶を手にして!
納税課は200万を差し押さえるつもりが、逆襲され一億4千万の損害を被ったのでした。
税務署さんも注意しましょう。
この世代には、今はおとなしく見えて、かつては連合赤軍の闘士がいる事を。

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