田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

誤訳?

2013-12-24 14:04:51 | ヒゲの盤上の世界
ちょっと前のTVであった、戦後の新憲法を巡るドラマ。
伊勢谷○○扮する白洲次郎が、GHQ相手に日本国憲法草案を訳すシーン。
辞書を片手に、微妙なニュアンスを比較し合います。
本来違う言語同士ですから、すり合わせる作業も大変なのは理解出来ます。
そんなデリケートな作業を、わざわざテレビドラマで撮影するなんて驚きました。
とても、視聴者受け(!)する様なシーンには思えないからです。
さすが、NHKでしょうか?

同じ日本語同士でも、お互い誤解が生じた例は、枚挙のいとまがありません。
一度、此処のブログで明かした、ヒゲの仕事上の言葉の誤解。
或る日の予約は、 『 鉢盛り 』 で出してくれと云うモノでした。
ヒゲは何の疑いなく、鉢盛り(?)を出したのが大間違い。
客である○○トラベルさんの要求の鉢盛りは、中華料理式の盛り皿の事。
例えば、揚げ物もひと盛り、炒め物も一盛りにしての ・・・ 。
所が、ヒゲが用意したのは、例えば高知県での 『 皿鉢料理 』 みたいモノ。
和食屋では、極オーソドックスな鉢盛りで、ご飯物・フルーツも入ったオールインワン物でした。
憤然と怒り狂う客のクレームを聞いて、茫然と成りましたが、もうなす術はありませんでした。
言葉のニュアンスとは、かくも大きな行き違いを生じさせるモノです。

1973年にも、そんな体験をしたのです。
それに先んじる三年前の、関西チェスの例会での時です。
K大の旦○先生から、
 「 今度の日曜日、大阪の千里ニュータウンで、チェスの 『 エキジビション 』 を
   演るんだけど、君は来ないかい? 人間チェスのエキジビションなんだ。 」
この時、ヒゲの頭に刷り込まれました。
チェスのエキジビション = 人間チェスだと。
                   

そして、73年の冬、京都。
ヒゲ達は、グランド・マスター Bラーセン氏を、金閣寺を筆頭に各地の名刹に案内しました。
その後、M吉の知っている京料理店に。
ヒゲみたいな貧乏学生には縁が無い様な立派な店でした。
生湯葉を中心に、精進風にしつらえてあった土鍋の鍋料理には、驚きました。
其処を出た帰りしな、 「 明日は、大阪ロイヤルホテルで、エキジビションがあるから! 」
と告げられました。
ヒゲ (  そうか、明日はエキジビションか? )

                             ーーーー 続く ----

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コメント (2)
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