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田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

お気に入りグッズ

2014-05-05 19:42:32 | 田園ものがたり
今は、回転寿司全盛期ですが、昔(?)、回らない寿司屋が流行っていた時代の話です。 (笑)
寿司屋の善し悪しは、暖簾をくぐった瞬間に分かりました。
曰く、『 店に入った瞬間、醤油の臭いがしたら、その寿司屋はあきらめていい。 』
寿司屋のテーブル席には、醤油差しが置いてあります。
家族連れは、主にテーブル席に座りますよね。
寿司が来ると、ここの醤油差しから猪口に醤油を出します。
所が、この時、醤油が古くなって酸化していたら、折角の寿司も台無しです。
醤油差しから出す時、少しどろっとした状態のは、随分前に補充されたモノと考えてイイでしょう。
ネタの鮮度には随分こだわる寿司屋でも、醤油の鮮度には気が回らない寿司屋が、案外多いのです。
将棋界風に云うと、 「 あゝ、トロが泣いている!? 」

ヒゲの店でも、小上がりや座敷には、醤油差しを置いていました。
白身刺しを楽しんでもらう店としては、古くなった醤油は絶対の禁物です。
そこでヒゲは、システムをつくりました。
土曜日のラストに、全ての醤油差しを回収します。
専用の容器に、中身の醤油を集めます。
醤油差しは、洗い上げて逆さに干して置きます。
この洗い上げる工程も大事です。
古くなった醤油の香りを無くす為です。
月曜日(日曜は定休日)、新しい醤油を醤油差しに詰めて、テーブルに配置したのでした。
集めた古い醤油は、まかない専用とか煮つけ物とかに回されました。

さて現在、我が家での醤油事情。
当然ながら、本体の大瓶から、醤油差しに補充するしかありませんでした。
だんだんと、醤油の臭いがキツくなるのは、致し方ない所。
そんな時に、見付けたのが、キッコーマンからの新製品。
“ 生しぼり醤油 密閉ボトル ”         
メーカーさんの説明では、密閉式だから空気に触れず、従って長い間酸化しないらしい。
勿論、一度はだまされてみるのが、ヒゲ流。
ところが、醤油の質もヒゲのお気に入り、しかも密閉ボトルで鮮度長持ち。
今や、刺し身や寿司の時は、この醤油で愉しんでいます。
カァちゃんには、この醤油の味が合わないようで、別々の醤油ボトルが並びます。 (笑)

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