田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ヒゲの猟奇事件(?)

2014-08-24 18:11:34 | よもやま話・料理編
今度の佐世保殺人事件。
猫の首まで在った現場に踏み込んだ捜査官の驚きは、いかばかりか。
恐怖・驚愕の表情が、みるからに読み取れるようです。
新米デカが付いて来ていたら、ハンケチで口押さえて、
「 オッエー! 」 といくシーンでしょう。

ヒゲは、仕事でスッポンをさばくのさえ、やはり若干のためらいがあります。
ちょうど、スッポンの首を切り落とすシーンに出くわした田園女性スタッフの
恐怖の表情も忘れがたい。
人形の首が落ちていても、気持ち悪さが湧き上がるものです。
やはり、頭部と云うのは、特別な何かがあるのでしょう。

74年、結婚式から三日目。
ヒゲは、琵琶湖の八千代に居りました。
当然、新婚旅行で琵琶湖に来てると誰もが思うでしょう。
所が、ナンと、修業の為に料理屋の厨房に立っているのです。
新婚ほやほやのカァちゃんを、慣れない京都の部屋に一人残して。 (苦笑)

白衣を着た追い回しのヒゲは、緊張した顔色です。
親方 「 よし、M宮、マルを一枚ほどいてみい。 」
M宮君は、ヒゲのひとつ先輩格に当たります。
マルとは、京都で云うスッポンの事です。
まだ慣れないせいか、彼はスムーズにさばけません。
苦闘の跡が、血まみれの首にうかがえます。
「 ヒエッー、もうすぐこんな仕事をしなくちゃいけないのか? 」 ゾクッとしました。

低温湯で霜降りしたら、そこで追い回しヒゲの出番です。
薄皮を剥がすのが仕事です。
頭部の皮を取る時には、何やら気持ちが悪い。
仕方なく挑んでみるが、首の皮は少々やっかいです。
サメ肌モードの首は、手にざらつきます。
時々、湯に漬け戻して、皮を取り易くして進めるのでした。
最初の仕事にしては、ハードなモノでした。
           
             美味しいものにありつくには、大変なことが ・・・
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