田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ヒゲの婚活②

2019-03-13 15:05:57 | 2人3脚チンタラ道中
先日のBSテレビ番組  

こんなタイトルがあると、昭和オヤジは一も二もなく、必ず観てしまう。(笑)
自分たちが生きた時代だからでしょうか。
ベトナム戦争を中心に、パリや世界中で暴動が起きていた68年。
日本でも、学園闘争華やかしい頃。
高校三年生のヒゲは、悩ましい時を迎えていました。
           
    あ~かい夕陽が 校舎をそめ~て~  🎶
                          ♬ 僕ら離ればなれに 

        

やっと、彼女と知り合ったばかりなのに、直ぐに京都に行かねばならないのです。
2代目を継ぐことが義務づけられ、逃げられない運命。
その為のレールは、ずっと先の先までちゃんと敷かれています。(嘆)
ありがたい(?)父親のアドバイスですわ。
がんじがらめのその軌道を、ただ黙って行けば間違えなし!
父親は、くどくど主張(説教)するのでした。
軌道を脱線する事なく、京都の大学に行き、直ぐに料理店でバイト。
その後、京都の料理屋に就職と云うゴールデン・レイルウェイ。

しかし、嫁さん候補の彼女と親しくなる為の時間が、どうしてもヒゲには必要でした。
その時間を、どう抽出するか!?
窮地に立った高校生ヒゲは、とんでもない奇手を思い付いた!
木は、森に隠せ作戦です。
森の中に一本の木を隠すと目立たない。 見つけるのは困難になります。
           
当時、ヒゲの学校は、 “ 浪人日本一 ” と云うタイトル(?)校。
現役合格率が非常に低い高校でした。
つまり、在校生が受験にしくじって浪人生になっても、当たり前のことでした。
 「 なんや、お前もか (笑) 」 
             
そんなありがたい伝統を、ヒゲだけブレイクするのは、みんなに失礼ですよね。
失礼がないようにするのが、同窓生の義務でしょう? (笑)
で、   『 赤信号! みんなで渡れば恐くない! 』
S高では 『 予備校行き! みんなで入れば恥もなし! 』
そんなシュプレヒコールを叫びながら、みんなと一緒に予備校に入ったので御座います。
こうしてヒゲは、一年間の猶予を稼いだ。
それも、恣意的とは見破れない形で。
                          ~~~  つづく  ~~~


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