田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ヒゲはクレイマー?

2019-11-18 14:24:57 | 2人3脚チンタラ道中
『 ボルダリング 』 のTVを見ているのですが、いまいち競技がピンとこない。
ルールも知らない、やり方さえ分からん。
辛抱しながらよーく見ていたヒゲは、ハタと理解した!
これってぇ~、障がい者ヒゲが毎日(!)演っている事やん。
ヒゲが平面で演っている事を、このクライマー達は立面で演ってるだけやん!?

左脚にマヒが在るヒゲは、家の中での移動は、つたい歩き。
設置された障がい者用の補助棒を伝いながら、安全を計って歩みます。
                    
高齢者にとっても、 “ コケる・転ぶ ” ことは実に恐ろしい事。
骨折のリスクですネ。 気づかない内に、圧迫骨折なんてよく聞く話。
その後、入院三ヶ月なんて事になったら、こんな辛いモノはない。
下手すると、老人はそのまま(!)寝たきりのハイリスクが ・・・ 。
             
だから、ヒゲは普段の歩きにも、格段の神経を払います。
主役は右手。
棒状の物がある時は、先ず右手でつかむ(ホールド)が第一原則。
これで、最悪の転びは避けられる。
そして、左側に壁がある時に、頼りは左手。
指は曲がらないけど、手のひらは動く。
で、左手が最初に向かうのが、 “ 突起物 ” です。
これで、うっかり滑りを予防出来ます。
ボルダリングのクライマーが、壁の突起物や掴む物を “ まさぐり ” 探すのに
似てます。 (笑)
            
      ≪ 6歳のガメラ孫が挑戦した大人用ボルダリング ≫

先ずは、左手で突起物を頼りに、引く力を入れると体が進みます。
右側にモノがあれば、右手は押す力を入れると、更にスムーズ。
こうして少し前進しては、次の突起物を探します。
左右に壁があれば、右~左と交互にジグザグに進める。
        
        ≪ 8歳のゴジラ孫の石垣ボルダリング ≫

そして先日、ヒゲ夫婦が鹿児島のホテルに宿泊した時です。
車椅子から降りてベッドに横になって、部屋を眺めたヒゲは呆然。
部屋壁はスッキリ(?笑)していて、突起物も手すりも無い。
        
更に、ヒゲが怒り心頭に発したのは、トイレに座った時です。
手すりも棒もない、トイレットペーパーには手が届かない。
だから、便座から立ち上がれないのです。
  「 何だ? コレは?? 」 まさに、バリア ハード。
ヒゲはカァちゃんに、クレイマーした。
  「 もう、此所には二度と来ない! 」
                       
人気ブログランキングへ 
 http://blog.with2.net/link.php?1046790  
           ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする