天ぷらへの誘い〜新ごぼう

良い牛蒡が手に入った時だけに登場する、特殊な揚げ物がありました。
献立名は　『　野菜のジャンボかき揚げ　』　です。
一応、ヒゲのオリジナルです。
いかにも、運動部系の子供達向きの、腹持ちは良さそうだが、気の利かない
ネーミングですよね。　(笑)　
　　　　　　　　　　　　
基本は、ゴボウとタマネギ。
ゴボウは、荒千切りにして、ちょっとだけ水にさらす。
玉ねぎも、同様に。
で、この二種だけでは、色気がない。
そこで、三つ葉等の青みか、又は人参の千切りを加えて準備OK。
この３種類を、どんぶり鉢で混ぜ合わせます。
そこに、最小限の溶き衣を加えて、纏（まと）わせます。

極薄く油を塗ったテフロン・フライパンを中火にかけ、直ぐに先ほどの具を入れて、
満遍なく蜘蛛の巣状に拡げましょう。
急ぐ必要はありません。
そのフライパンをフライヤーの上に運び、中の具を滑らせて油の中に。
しばらくして、かき揚げを返してまもなしで出来上がり。

まな板に移して、ピザを切るみたいに八つ切りにして、平皿に平行移動。
塩かカレー塩をかけて席に。
もう一口何か欲しい時に、リクエストが多かった献立でした。
ゴンボウの風味がたまらない！
揚げ物なのに、軽いので次々と手が伸びる。　
　　　　あぁー　やめられない！　止まらない！　

さて、これが基本ですが、応用は色々ありますね。
３種類の野菜をフライパンに拡げた後、例えば衣をまぶした白魚とか、
小さな赤山エビを、全体的に散らしてから油に入れるなど。
すると、今度はご馳走の献立に変わります。
　　　　　　　　　　≪　取り置き写真が無かったのが残念です　≫

　　　　　
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