田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

給食の愉しみ

2020-04-02 18:26:36 | よもやま話・料理編
デパートのイベント(うまい物展?)で手に入れた、群馬県の “ ひもかわ ” 。
幅が広くて薄い、うどん麺のことです。
                 
平めんと言うと、名古屋のきしめんのイメージで、あまり期待できないか?
ものは試しにと、冷たい麺で頂いたら、なかなかのグッドで、予想外の驚きでした。
カァちゃんは、一本(一枚?)ずつ、鍋に入れながら茹でていました。
幅サイズは色々あるようで、食べ方を悩む様な幅広麺も!
適度な麺のコシもあり、上あごにペタペタッと触れるのが官能的でもある。
昼間から、酒が欲しくなってしまいました。 (笑)
              

同じ平めんでも、これとはまるで違うタイプのを食べたことがあります。
小学生時代の学校給食で、 『 ぜんざい 』 の献立に登場します。
              
        平成時代の給食献立の一例です。
        ぜんざいと並んだ麺料理は “ おきりこみ” と献立に。
        この麺が、ヒゲが懐かしむ麺に似てます。


この日のヒゲは、T野先生の目を盗んで、コッペパンの半分をカバンに隠します。
当時は、完食が義務付けられていました。
勿論、大好きな “ ぜんざい ” は、完食したい。
しかし、少食のヒゲには、コッペパンが多すぎるでした。
それで、パンで胃袋を満たさないための作戦です。
まだ、甘いものは非常に貴重な時代の “ ぜんざい ” 。
ゆっくり心置きなく味わう為には、ノルマ(!)のコッペパンは邪魔なんです。
       
普通、ぜんざいには小餅ですが、当時の給食は違いました。
「 平ダゴ(だんご)麺 」 とでも言いますか?
すいとんみたいなのが、タップリ入っていました。
大分県の、 “ やせうま ” とか云う名前の麺とも良く似てます。
その平めんが、充分にぜんざいの汁を吸って、腹を空かせた小学生には堪りません。
一枚一枚を箸で捕まえて、甘味を堪能するのでした。
                  
ひとしきり、平ダゴぜんざいを頂いた後は、残したコッペパンの出番です。
アルミ器に残ったぜんざいのトロミを、パンでぬぐい取る様に愉しむのがヒゲ流。
まるで、洋食皿に残ったソースを、バゲットでぬぐいとるみたいに。
正月の出店で、砂糖菓子の大鯛どっこいがスウィーツの時代。
ぜんざいは、貴重な甘味モノでした。 懐かし~い!!
         

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コメント (2)
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