田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

天ぷらへの誘い〜野菜

2021-03-07 18:21:45 | 田園ものがたり
 ≪ 田園での天ぷら ≫
コースの場合 ~ レギュラー野菜を、3種類用意していました。
  例えば(一人前)、松葉のヨドゴチ(メゴチ)を1本に野菜を3種みたいに。
単品の天ぷら盛り合わせの時 ~ 
     このレギュラー野菜3種に、プラスレア物野菜2種で対応することに。
     
この天ぷら用野菜3種類は、ある程度は固定していました。
 ①  先ずは、茄子(なすび)ですね。
    ナスは油との相性がとても良い。しかも熊本は茄子の隠れた名産地。
    一年中、立派なナスが収穫出来るのです。コレを使わない手はない。
    天ぷら用ナスのカットですが ・・・ 。
    流石に最近よく見る斜め輪切り(つまり楕円形)は、田園では躊躇います。
    あまりに安易過ぎるからです。
    長ナスを縦に長方形に切り出し、末広状に包丁目を入れて用意しました。
                 
 ②  次の野菜は、玉ねぎか根菜物です。
    唐芋(さつま芋)の切り出しは、ちょっと悩む。
    例えば家庭とか専門店では、分厚く切るに限る。厚い方が美味しいからです。
    しかし、田園みたいに客席が多い店では、そうはいきません。
    “ 時間の効率 ” を考慮すると、間に合いません。
    その厚みの加減を考えるのが楽しい。
   
    蓮根を使う時はちょっと嬉しい。
    穴開きの風情が、盛り付けに変化を与えてくれます。
                    
    牛蒡(ゴボウ)は、熊本(?)では包丁の峰を使って皮をこそぎ落とし、
    “ 真っ白 ” にする方たちが多い。
                  
    京都では、皮を大事にします。
    だから、包丁の峰ではなく、タワシで泥を落とすだけです。
                  
    切り出した後に、アク抜きに水に浸けますが、くれぐれも長く浸けない事。
    ゴボウの風味は、あっという間に飛ぶからです。 せいぜい5分以内に。

    玉ねぎは、基本的に輪切り。
    小玉ねぎ(ペコロス)は、皮を剥いて横に二つ切りですが、切る前に爪楊枝を
    二本中央まで挿しておきます。
    こうしておくと、バラバラにならない。
    普通の玉ねぎは、少し迷う。
    輪切りは同じだが、大きさにより、半月か銀杏型かを判断する。
    どちらにしても、爪楊枝を挿した後にカットするのが肝要でしょう。
                  
 ③ の話しは、次のブログにて。

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コメント (4)
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