ヒゲ家の緊急事態⑪〜ＳＤＣｓ

１２／２７（日）　前日の入浴で、疲労感が残っているヒゲ夫婦。
こんな大変な作業では、風呂に入るのも面倒な気になってやってられない。
夫婦ともに、思考を巡らす。　『　持続可能なケア　』　をするべきだと。

すると、思い付いたことが！
先日の病院でのCT検査の時の事です。
ストレッチャーに横になっているヒゲを、検査台に移す作業が興味深かった。
係員は先ず、ストレッチャ―を調節して検査台と同じ高さにしました。
その後、ヒゲの身体に添って、大きな下敷きみたいなモノをセットし、
身体をローリングさせて、その下敷きを滑り込ませた。
　　　　　　　　　　　
そして、それを検査台の方に引くと　・・・　あら？　不思議！
簡単に無理なく移せるのです。
そう、　「　なるほど、同じ高さか！！　」　と、気付いたのです。
　　　　　　　　　　　
これなら、介護で一番大変な　引っ張り上げる作業　を回避出来る！
同じ高さにして、スライドする。　平行移動だからスムーズです。
このスライドの考え方が、らくちん効果をもたらすのです。
ヒゲが使っている我が家のベッドとヒゲ専用ソファーは、ほぼ同じ高さです。
だから、そのソファーを移動させることで、スライド式に移れるハズ！
「　ヤッター　　　」

さぁ、次は介護に関わる動線です。
ヒゲが動ける範囲の動線を見つけて試してみる。
やや無理な作業も、夫婦で呼吸を合わせることで楽になる事を発見！
　　　　　　　　　
更に、介助用の　“手すり”　の有無・高さ・右左の微妙な位置も、無視出来ないと。
こうして、夫婦は試行錯誤しながら、少しずつ学んでいきます。
すると、着衣のホンのちょっとした厚みや、道具の小さな突起だけでも、
大きな障害になる事も覚えます。

まぁ焦らず（！？）、しかし日々の努力はしながら、
sustainable　development　cares　を、実行するしかありません。
何しろ、今迄とは別段の自分の頑張りとカァちゃんの介助が必要になるんですから。
楽しむことも忘れない様に！！
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　
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