田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

合いの子を見たや?

2021-08-17 18:45:50 | ヒゲの毒舌
先ずは、タイトルに差別用語を使ったことをお詫びいたします。
ヒゲ世代の子供時代のリアル感を出すのに、この言葉しかなくて。

平成16年、熊本大地震に見舞われた時のブログを思い出して下さい。
余震本震の激しさからして、「 今度揺れたら、このマンションも崩壊しますよ!? 」
とのアドバイスをする物知り気なオジサン。
飲み仲間の奥さんからも、「 避難しましょうよ! 」 と誘われる。
しょうがなく、指定された避難所に車椅子で向かうヒゲ夫婦。
初めて行く場所のはずなのに、「 そこを右へ、次は左へ 」 と誘導するヒゲ。
首を傾げながら、車椅子を押すカァちゃん。
  「 なんで? こんなややこしい狭い道を知っているのかしら? 」

実は ・・・ ヒゲにとっては、およそ57年ぶりに通る道なんです。
まるで、TVドラマ的展開ですね。 (笑)
昭和30年代、ヒゲが通う城東小学校が火災に遭います。
勉強好き(?爆笑)なヒゲ小学生は、途方にくれます。
で、勉学に励めるようにと、本荘小学校の一室を間借りすることになったのです。
そんなある日の校庭で、ヒゲ達が目撃した生徒は衝撃的でした。
すらりと背が高いので目立ちます。
しかも、彼の頭髪は黄金色に輝いてました!
「 なんて、武者ん良かっだろうか! 」
                
当時の言葉では、 “ 合いの子さん ” です。
生まれて初めて視る、違う人種(!?)に驚くヒゲ達。
子供達は、「 ジュンな(君は)、合いの子ば見たや? 」 と騒々しくなりました。

つい最近のこと、同じ空間で、この合いの子さんを見ただろう人物を新聞で見つけた。
熊日新聞の 『 わたしを語る 』 コーナーです。
今回登場は、京大名誉教授の山室 信一氏です。 【 アジアの時空を歩く 】
ヒゲとは一学年違いの世代で、自宅の近隣描写も手に取る様に理解できます。
つい、懐かしい共感を覚えてしまったのでした。
で、彼氏の記事から、一部分を紹介いたします。

 さて、本荘小学校に入ってからの楽しみと苦痛の時間は、
 おそらく同世代の人なら同じ感想を持たれると思うが給食の時間だった。
 校舎の西の端にあった給食準備室の横には、紙製の樽のようなものが置かれていたが、
 それが脱脂粉乳だった。
 脱脂粉乳は、文字通り牛乳から脂肪分をほぼ全部抜きとった脱脂乳からさらに水分を除いて
 粉末にしたもので、それをお湯で溶いて出された。
      ・・・・・・
 多くの生徒は嫌いで残す人も ・・・ 最後まで私は苦手だった。
 評判が良かったのは竜田揚げなどの鯨料理 ・・・・

            
クジラがとてつもなくご馳走だった時代の、共通の思い出です。
IWCのクソ野郎、鯨を食わせろ~!  (笑)

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コメント (2)
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