新市街3丁目の自宅を出発した予備校生ヒゲ。
50cc原付で花畑公園の所を右折して、坪井川を北上します。
当たり前(?)ですが、当時のヒゲはヘルメットを被っていません。(笑)
電車通りで左折して、京町に渡る橋の下をくぐり抜ける。
その奇妙なツイン橋を過ぎてよく見ると、〔碁将棋盤販売所〕なる店がある。
「 へー? こんな所にあるンだ~ 」
運転に慣れて、通学路をじっくり観れる様になったのです。
そこから先は、風景が変わります。
キューポラのある町みたな雰囲気の、戦後の町工場群が現れる。
全体がトタン屋根のグレー色に統一された町のイメージです。
道は結構広いので、ヒゲは安心して運転出来る。
やがて、本妙寺方面に左折します。
上熊本駅に通じる鉄道線路を越えて右折すると、花園の土の匂いがします。
ここからはぬかるむから、バイクの運転は慎重に。
しばらくしたら、田畑の中に、ポツンと建物が現れる。
当時、熊本では数少ない受験予備校の熊本予備校ですね。
最近、この懐かしい風景を思い出させる熊日新聞の記事を偶然見つける。
【わたしを語る】に連載中のマンガ家、とり・みきさんが、同窓生だった。
ヒゲとは面識もなく年代も違うのだが、先輩・後輩の間柄ということと、
同じ景色を共有した事があるだけで、なんや懐かしいやら嬉しいやら。(笑)
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