田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

鍋物

2010-02-05 18:56:17 | よもやま話・料理編
先日、TBS系のテレビ番組で 熊本の有名鍋料理店の特集があっていた。
新しい店や鍋物を知りたいと思っていたから、ちょうど良い所だったのだ。
いつか、訪ねて行けるのを楽しみに ・・・ 。
                                  
本当に、どの店も一生懸命、スープやタレ造りには、大変な “ こだわり ” が
あって良かった ・・・ のだが。
何故か具野菜は、どの店も白菜 ・ 椎茸 ・ “ 水菜 ” のワン・パターン。
とても、こだわりは感じられません。
                       
今時の若い料理人は、 『 春菊 』 なんて、
               ヘレン・ケラーみたいな野菜は、とても使いたがらないか!?
『 へたり易い 』 『 黒ずみ易い 』 『 泥砂を洗うのが大変! 』
こんな三重苦みたいなのを使うより、サッと水を通せば良い “ 水菜 ” の方が、
はるかに簡単で見映えがいいもんな ・・・ 。

ずーと前、田園の酒仙の会 ・・・ 余りにも寒い2月、一度だけ鍋物を出した事がある。
田園の鍋は、スープと具材は完全セパレート・タイプの物。
  ( スープ以外何も入っていない鍋がテーブルに出される。具材は別盛りで。 )
客もそれなりに鍋奉行がおって、上手くいくはずだったのだが ・・・
                               
あるテーブルのパーティだけが、
ナントいきなり、全ての具を皿から鍋にバチくり返したのでした。
春菊も、勿論一緒にたくりに!
煮え頃は、たった3秒しかないというのに。

次の日、悲嘆にくれたヒゲは、新しい単品メニュー(?)を発表しました。
〔 春菊 (だけ) の、ひとりミニ・シャブ  =  480円 〕
ミニ・ステン鍋に、固形燃料で、好きな煮え頃 (3~5秒) で、
 “ 香り! ” を楽しんで頂こうという訳です。
ベジタリアンには、涙の出る献立です。

日本の数少ない “ 香り野菜 = 春菊 ” 、もっと色々使って楽しみたいですね。
しゃんむり、 シャンツァイやチャービルばかり使うでなしに。
               

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