家のみ

今や、　『　ウチ飲み　』　が流行って、外食産業には困った習慣　（　問題　）　なのだ！

専ら　『　家のみ　』　が多いヒゲ達。　（毎日の晩酌とも解釈出来るのでは？）
その時は、ビールを　“　一缶　”　しか飲めないカカァ？！
それも、発泡酒が飲めるようになったのだから、驚き！　あの口煩いカカァが。
きっと、１１/１８のブログに出たセリフの通りなのでしょうか。
そんなカカァでも、外食すると、狂ったように（？）大酒飲んで、
滑るようにオシャベリなさいます　（笑・笑）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
けたたましく飲んではシャベリまくるカカァを見ながら、ヒゲは考えました。
これこそが、　『　外飲み　』　の原点ではないか！
パブロフの犬みたいに、しゃべると唾液が分泌され、酒が更に美味しく感じて、
肴が進み、又おしゃべりと　・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
田園のうるさい（？）客層では、とてもありえなかったのですが、
焼酎キープの　“　セルフ　”　水（湯）割り作り。
これって、仲間内での家飲みじゃないの？
こんな居酒屋モードのキープ・スタイルで、段々外飲みが減っていったのかも？
そんなウチ飲みもソト飲みも変わらない焼酎とか、喉が渇いていれば簡単に
取り出せる冷蔵庫の冷えたビール等は、　『　家飲み　』　向きのドリンクかも？
ビールのグラスを冷すぐらいアマでも出来るもんね。
それと、ブランデー　（ウイスキー）　等をストレートでいくのも、家飲み派か。

それに較べると、ワインとかカクテルは、どっこいそんなに簡単じゃない。
先ずは、　“　唾液が出る為の　”　シチュエーションが欲しい所だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
テーブルの予約から始めて、上手く料理とマリアージュすれば最高！
後は、サービス係が、切らさずワインを注いでくれれば良い。
お次は、カウンター・バーにて、カクテル　・・・
　　　　　　　　　　　　作るプロセスを、パフォーマンスよろしく愉しんで頂く。

さらに、日本酒はもっと大変かも。　　
例えば　“　香露の大吟醸　”　が、タダでポロッと手に入ったとする。
それを、我が家で普通に飲んだとしても、　“　大して旨くない　”　ハズだ。
それが、田園とかのお店　（専門店だけですが）　で飲むと、こうなる　～～～　
「　君、これはなァ、９号酵母と言って、全国の蔵元に　・・・・　。　」
「　このお猪口はネェ、かの島津斉昭殿が造った工場から　・・・　。」
次々と、“　薀蓄（ウンチク）　”　が語られ、パブロフの犬は　“　おあずけ　”　状態で、
よだれが垂れて、やっと頂ける段になるのです。
“　美味しくない　”　ハズがありません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
同じ酒でも、　“　燗付け派　”　の家飲みは、悲惨です。
そんな手間の掛かる飲み方に、奥方がいい顔するハズがありません。
「　アアタ（貴方）は、ま～だ飲むとね　（怒）　」　と、イヤミのひとつも　・・・　。
しかも、ソト飲みで、燗酒を飲もうにも、
最近は上手に燗付け出来る店もなくなったりで　・・・　（笑）

　　　　　　　　　　　

コンセプト

難仕事を終えて、某設計の白○部長は御機嫌です。
熊日新聞　『　わたしを語る　』　の１２/１２付にある　“　県立美術館・分館　”　の
設計士　（スペイン）　と熊本の施工者との難しい舵取りを、上手く納めたからです。
こんな時は、部下の前で、つい昔話が出るのが癖なのですが　？！　（笑）

　　　　

　　《　以下、なるべく御本人の口述のままに記しておきます。　》
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
前の店　（栄通り田園）　で、ゴボ天　（斜め２３度のゴボウ天ぷら）　ば肴に
飲みよった時タイ　・・・　酔っぱらいが入って来て、これが、しつこかっタイ。
ママさんの着物のすそを捲くろうと、悪さばかりするもんだけん、俺が立とうとしたツ・・・
ほしたら、一緒におった昔の女（？）は、止めようとするタイ。
バッテン、俺が靴を履いて立ったら、板さんがカウンターを飛び越えて来よらすもん。
そして、その板さんが酔っぱらいの頭を押さえ込んでいる所に、
俺が　“　膝蹴り　”　ば喰らわせたったい！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そんこびんちゃか　（その小柄な）　男は、大男二人に襲われて、ほうほうの体で
逃げ出した。
そん時、オラ思うたね～　「　こん板さんは、ママさんに惚れとらすとバイ！　」　て。
そしたらナ～ンね、後で聞いたら、“　ダンナ　”　てたい！
オラー、グラッしたバイ　（　俺は、ショックだったよ　）　～　大笑

こんな事件や、無銭飲食トラブル　（　当時は、結構多かった　）　、ヤ○ザ者の恫喝等、
賑やかな通りに面した一階の店ゆえに起きた騒動は幾多も！
これに懲りて、新店舗の間取りは、入口の見えない二階をチョイスしたのでした。
しかも、居酒屋さん等にある　“　移動式看板　”　など、一切出す事のない不親切な店。
当時、　“　隠れ家的　”　な店のコンセプトが余りない時代に、ヒゲ達はトライしたのでした。

メビウスの輪 ～ 同級生

中学に入ってから、取って付けた様に勉強を始めたヒゲ。
しかし、遅れを取り戻すのは、容易な事ではありません。
休み時間も、机にしがみつくしかありませんでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
一方、それは、ちょうどいいイジメの対象にもなりました。
悪ガキが近寄って、　「　オーイ、一緒に遊ぼうぜ！　」　と言いながら、
本を取り上げようとします。
と、その時　・・・
「　オイ、ヌシどん　（お前達）　な、何ば悪かコツばしよっとかい！　」　と
助けが入りました。
Ｕ野君です。
当時、“　泣く子も黙る藤園中学・柔道部　”　の部員。
悪童達は、クモの子を散らすように逃げ出しました。
　　《　あの有名な　『　山下　』　は、Ｕ野君の後輩です。》　
Ｕ野君達のガードのお蔭で、勉強も進みました。
入学時のどん底５００番台から、試験の度に１００番ずつ飛び越えて、最後の期末テスト　・・・
一人毎に成績表を渡す担任のＯ野先生が、ヒゲの所で止まった。
「　でかした！　お前が出世頭、登り龍だ！　」　と褒め言葉を。
とうとう、二桁に仲間入りしたのだ。

時は流れ　・・・　西銀座の田園、３年目ぐらい　・・・
「　いらっしゃいませ！　アラーッ！？　」　あの懐かしいＵ野君が入って来たのです。
「　なんや？　ココはじゅんが　（自分が＝君が）　しよっとや？　」
「　そうたい。　1人や？　」
「　いや違う。　何か、金○先生の会のありよるど？　」
「　あァ、それなら、一番奥の部屋たい。　」

酒・肴すべてヒゲ任せの、会費５０００円で毎月開催の会。
今日の趣向は　『　塩　』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
当時、専売制の塩しかない時代。　そんな中、やっと手に入れた天然物！
天草や静岡の　“　会員制　”　の天然塩等を、回転盆に並べたものを提供。

やがて、ヒゲも参加します。
Ｕ野君　「　金○さんとの付き合いは、長かつや？　
　　　　　　けっこう　“　こだわり　”　ば持っ取らすどが。　」
ヒゲ　　「　その通りね。
　　　　　　そるが、何か気に入って貰って、上客の常連さんになって頂いたタイ。　（笑）　」
佐○建設の支店長もＫ専務も、みんな御機嫌、ゴキゲンで、宴は延々と　・・・
７時から始まった会は、何と１２時をはるかに過ぎるまで続いたので御座いました。

ヒマ持て夫婦のつぶやき

「　お客さん、少ないねーぇ　」　と嘆く　（？）　カァちゃん。
ヒゲ達のブログの　“　閲覧者　”　が少ない時だ。
商売していた時の習性　（？）　で、ブログを読んでくれる人を　『　客　』　と
言ってしまうのだ　（笑）　。
週末あたり、観客が増えると御機嫌な顔のカァちゃんなんです。
もうひとつの嘆きが、　「　誰も、コメント書いてくれないねーェ　」　。
なんだか、ヌカにクギ打ってるようで　・・・
カァちゃん　（ヒゲの方がですよ）　も、張り合いがないのだ。
　　　　（　ブログなんて、自分で勝手にやるもんだゾー
　　　　　　　　　　　　　　　ヒマな夫婦のお付き合いなんて　・・・　）
「　バカな事書くな！　」　とか　「　もっと、解かりやすく書け　」　とか、お叱りでも
オネダリしたいものです。
毎日、暇を持て余している夫婦　（ヒゲだけか？）　には、チョットした反応でも、
嬉しいものですから。
　（　Ｍ・マウンテンさん、先日のコメント有難うございました。　）

１１/２５ 新聞を拡げたヒゲ夫婦　　　　
芸能界まるでオンチが、ＮＨＫの紅白出場リストを見ながら。
　　　　（　ネットの画像で勉強しました！　笑・笑　）

　　　　　　　　　　　＝　　コブクロ　　＝
和ヤン　（　豚に夢中　）　とこのメニューみたいだね～！？
「　コブクロ　（子袋）　１串の次は、“　ノドボトケ　（喉仏）　”　２本ね。
　　ついでに　“　タイバン　（胎盤）　”　の叩きも御願いね！　」　なぁ～んて。
こうなりゃ、ＮＨＫ紅白豚合戦で、フルコースいただきだァ。

　　　　　　　　　　　＝　　ポルノグラフィティ　　＝
あれっ？　いつからＮＨＫは、　“　日活　（ポルノ）　”　路線になったのかな？
爺さんに見せて、盛り上がってもらおうって作戦かいな？

　　　　　　　　　　　＝　　レミオロメン　　＝
ナ・ナ・ナンダ　？　このネームは　！
“　ロメオミレン　”　？　“　ロメオ様に未練　”　のシャレなのかい　？？

　　　　　　　　　　＝　　ＮＹＣ　ｂｏｙｓ　　＝
今度は、　“　Ｎｅｗ－Ｙｏｒｋ　Ｃｉｔｙ－ｂｏｙｓ　”　のシャレかい　？
アルファベッド略語集にも載ってなーい。
年寄りには、シャベリにっかね　？　“　温泉好きの町っ子　”　なら言いきるバッテン！
　　　　　　　　　　　　　　　（　Ｎ・Ｙｏｒｋ　⇒　入浴　⇒　温泉　？　）

　　　　　　　　　＝　　ＡＫＢ　４８　　＝
これはきっと、　“　アケビ　（木通）　”　の好きな４８歳、バツイチ女性の略バイ　？
ほんなら　“　ＺＫＲ　５８　”　は、どぎゃんだろう？
ザクロ好きな５８歳のヒゲ親父？　あっツ！　この間、５９歳になったか　（笑）
俺たちゃ、“　美空ひばり　”　とか　“　北のサブちゃん　”　しか知らんけん、
目のクラクラするね　ワッ、ハッハー！　

全ては、ここから始まった！

昔、日本シリーズの終わった後のプロ野球　・・・
主な話題は、大型トレードでした　・・・

苦戦しながら、京都で料理勉強をしていたヒゲに、電話が掛かった。
「　もう、そろそろ帰郷せんかい？　」　　田園の社長　（　父親　）　からです。

まだ昭和の色濃い１１月に、熊本に戻って来ました。
そして、荷解きをする間もなく、調理場に組み入れられます。
その頃の栄通り・田園は、調理場に６人の男性板場。　
昼～夕　＝　３人　、　夕～深夜　＝　３人というシステム。

次の月　（１２月）、昼～夕の番だったヒゲは、ママの弟妹達と飲み会を。
６：３０に田園を出て、銀杏通りに向かいました。
そうしたら、訪ねた５軒の店、全て忘年会の予約でいっぱいだったのです（！）。
同じ時間、我が店の田園では、１人の予約も入ってないというのに　（！？）
捜し歩いた挙句、福岡資本の　“　五右衛門　”　という処に、やっと席を取れて、
飲みながら考えました。
我が店はボウズ　（〇客）　、　他所は予約でいっぱい。
これが今の熊本に於ける、ウチの立場なんだなァと理解しながら　・・・

そして、そんな店の地位を思い知らされた次の月、社長から呼び出されます。
「　どぎゃんかい？　」
「　まーだ、戻って２カ月も経っとらんし、まだまだこれからです。　」
「　ウン、そんならもう良かろ？　お前がやってみい！　」
「　エーッ　？？　」

６人の板場をクビにして、ヒゲ１人で、その仕事をしろという訳です。
６対１の大トレード　！！
「　いくら仕事が出来るといっても、それは無理ですよ。　」
「　イヤ、もうそれしか栄通り田園は、生き残れんとバイ　（！？）　」
いやも、否もありませんでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ヒゲはいきなり、墜落途中の飛行機のパイロットに、無理やりされた様なものです。
しかし店は、高額給料板場６人分の人件費が落とされ、軽くなりました。
飛行機は、墜落をギリギリ免れて、地面スレスレを飛びながら助かったのです。

　　　　　　　　　　　　　　　

京都から戻って２ヶ月余、右も左も解からぬ熊本で、いきなりのパイロット交代劇。
「　操縦桿はどれだ？？　」
ヒゲのバタバタの大苦労は、こうして始まったのでございます　・・・・

激安合戦

タイム・スリップ　（　１２/１　ブログ　）　から醒めて、一人になって肴を頂き始めた。
やがて、手が空いた海王丸の大将とカウンターで飲むことになった。
「　どぎゃんですか？　最近の宴会は？　」
「　今年は、込み４千円で言うて来る所が多かつですよ！　（渋顔）　　」
「　ほんなコツ、今この辺　（西銀座通）　でも、３千５百円でする店もあってですもんね！？　」
「　ちゃんとした器を使って、まっとうな酒やビールを出して、４千円じゃ出来んですよ。　」
「　取り敢えず、今年の１２月は、試しにやってみらんですか？　」　と言ってみたヒゲだが　・・・

ヒゲの　　《　つ・ぶ・や・き　》
　　込み４千円で出来ない事はないんだが、これで人件費がどこまで出るかは疑問だ。
　　値下がり分を数でこなす　～　じゃぁ、一人で何十人の客をカバー出来るのか？
　　それに伴って増える洗い場の対策に、一人増員したら、ナーニもならなくなるし　・・・

テレビで最近よく出るネタは、　『　激安もの　』　　
一円でも安く売ったものが、王様みたいに祭り上げられるニッポン！
人件費までは出ないから、解雇やボーナス・カットに走る。
すると、又、金が使えなくなり、辛抱づくめにさせられ　・・・　
これって、日本人同士で　“　首の絞め合い　”　ゴッコさせられているように感じるのは、
ヒゲだけか？？
　　　　　　　　　　　　　　　

いち円安売り競争の　“　シワ寄せ　”　は、とどのつまり、生産者や物造り人を
搾取する事に及ばないのか？
失業者で巷（ちまた）はあふれ、若い女性は子供を産む事をためらうような、
鬱屈した空気が漂う暗黒の国、ニッポン。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そうだ、　そうだ！　進次郎先生にお聞きしよう！
「　いったい、誰のお蔭で、こんな素晴らしい国になれたのか？　（怒）　　」

シルクロード

シルクロードの画家・平山郁夫氏、逝去の記事　（１２/３）　が。
つい最近のＮＨＫ番組で、その仕事を拝見させて頂いたばかりなのに　・・・　。
ヒゲみたいに、駄命をダラダラ生き延びる者もいるのに、惜しい方を亡くした。

次の日の新聞　～～～
米グラミー賞候補に、あの　『　喜多郎　』　さんがノミネートされたと。
シンセサイザーのニューエイジ・アルバム賞として。
これって、歴史の偶然かな？！
　　　　　　

シルクロードを旅した仲間の宴会という事で、『　シルクロードの会　』　として予約が入った。
ヒゲは、何か趣向を凝らせないかと考えた。
そうだ！　『　あの本　』　があったなぁ！　とひらめく。
昭和５５年、ＮＨＫ出版の　『　シルクロード　』　、高価な豪華本だった。
番組のテーマ音楽は、『　喜多郎　』、ナレーションは、若き石坂浩二が担当していた。
あぁ？？　本が見つからない！　行方不明なのだ。
悔しいが、落ち込んでばかりいられない。
偶々だが、喜多郎のＣＤを持っている。
『　シルクロード　』　や　『　天山　』　等をプログラムして、ＢＧＭとして流した。
　　　　　　　　　　　

しばらくしての新聞にあった、安永蕗子先生のエッセイ　～～
「　シルクロードの会が始まると、シルクロードの曲が流れ　・・・　ご親切なお店です。　」　と。
そう、これはウチの　“　田園　”　の事ですわ　（笑）
この会は、田園の閉店までお世話になりました。
幹事役の野添先生、有難うございました。
お世話の行き届く、お気遣い充分の教育者にお見受けいたしました。
まだ、教壇に立って、頑張っていらっしゃる事でしょう。

Ｕｎｗｅｌｃｏｍｅｄ Ｇｕｅｓｔ

ホワイト・ハウスの招待ディナーで、　『　招かざる客　』　が珍入して、
警護員が青ざめたとか。
その招待されてない夫婦の、超ハッピーな顔が笑わせる！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ずっと若い頃観たアメリカ映画　『　招かれざる客　』　１９６７年
　　　　　　　　　　　　　　　　　

へェーッ、自由の国・アメリカにして、この人種差別なんだなぁと思っていた。
２０００年代に入り、生きている内に、米国で黒人大統領の誕生を見ることはないなと
思っていたら　・・・　なんとビックリ！　オバマ大統領の登場！
長生きはするもんだ？
大統領は、あの映画を知っているだろうか？
好ましからざるゲストが、Ｗ・ハウスに来たと知った時、どんな表情だっただろうか？

常連のＡ●セメントさんから、予約が入った。
会長さんとやらを連れて来るから、カウンターを６名分御願いしますと。
そして、その日がやって来た。
乾杯の後、その人吉では有名建設会長が、ヒゲに　「　おい、親父　“　焼きトリ　”　ば！」
　　　　　　　　　　　　　

気を取り直しながら、　「　あっ、すいません、これがメニューでございます。　」　と
ヒゲは差し出しながら　・・・
　　　　「　ウチは、（酒の）肴屋ですので、魚料理中心になっております。　」
会長　「　なにーい　（怒）　」
招待主の方を見ると、　“　マスター、うまくやってくれよ！？　”　といった顔をなされて
おります。
会長　「　ニワトリ　（鶏）　は、なかつかい！　」
ヒゲ　「　ハァー、まかない用のムネ肉ならありますが　・・・　。」
「　そるば、串に刺して焼くとよかどが　」

しようがありまっせん。　調理場も初めての仕事です。
やっと二人前仕上げて、会長の前に差し出すと、
　　　　「なんや、コラッ　（怒）。　こっだけか！　全員の分まで焼かなんタイ！　」
調理場も、目の前でヒゲが怒鳴られているので、しようがありません。
再び、慣れない作業を続けます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

会長以外の客は、縮こまって口も開かず、メニューに手を出す事は出来ませんでした。
おそらく、焼き鳥にするには、一番合わないと思われるムネ肉。　
そのシパシパしているはずの焼き鳥だけを食べながら、時間は過ぎたのでした。
一度も、田園の酒と肴が出る事もなく　・・・　。
そして、この招待された　『　招かれざる客　』　は、御満悦の一夜を楽しまれたので
ございました。

ＣＭ考

ソフト・バンク携帯のＣＭ＝スマップ編を、周ちゃんはお気に召さないらしい？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　１１/４の周ちゃんブログより　）
どの辺がムカつくのか、知りたい所ですが　・・・　。
ヒゲの場合、こんな感じでぇ～す。
　　　　　　
　　　　　　　　

こ、こ、これはな～に？　霜降りステーキの上に、大トロ乗せ、フォアグラ乗せ、
ついでにフカヒレ加え、最後はどどっとキャビア散らして、　「　さぁ、召し上がれ！　」　と、
言ってる様なものか？
これでもか！　と見せ付けて、「　さぁ、携帯どんどん買いなさい！　」　と、いう訳かいな？
全く、かの国の方は、北京五輪　（　’０８．８．１４ブログ参照　）　の時もそうだったが、
何事も　“　満漢全席　”　風でないと満足　（腹？）　しないのか。　（笑）

ヒゲの嫌いなもうひとつのＣＭは、最近、富に多くなったパターン　・・・
　　「　ウチの社員は、全て御覧のごとく　『　善人　』　ばかり揃っております。
　　　　御客様は、安心して当社の商品　（サービス）　を、お選び下さい。　」
という善人ヅラ宣伝物。
こんなイカサマ物を見せられるより、もう堂々と居直って、
　　「　ウチは皆、ヤ○ザ者ばかりや。　そやけど、ちゃんと、イイモン作ってまっせ！？　」
とやってくれた方が、気持ちいい。

ついでに、Ｔ　先生の嫌いなのを御紹介。
某社のこれ
　　　　　　　　　　　　
かって、先生が愛用（？）した薬なんですが　・・・
ＣＭに、この大物（？）評論家・長嶋○茂様が起用されてからは、もうダメだそうです。
ＣＭで、あの顔が流れる度に、胃酸が逆流して、ムカムカなさるんだそうで。　（笑）
「　い～い、クスリです！　なのに、も～お、飲めません！　」　と。　
残念、御客様が一人減りました。

こいつあ、ビックリ！？ 谷川浩司

１１/２２　の　ＪＴ杯日本シリーズで、とうとうやってもうた！
代打　（代指？）で登場のワキ役が、あれよアレヨと優勝してしまったのだ。
これは、野球の　『　代打　』　で、逆転サヨナラ・ホーマーをやってしまうのとは、
ちょっと意味合いが違う。
新インフルで病欠の渡部竜王の代わりの出場。
普通なら不戦負なのだが、どっこい地方公演ということで、　“　穴　”　を空ける訳には
行かないのだ。
興行を待っている地方のファンの為に。
従って、どっちかと言うと、表現的には、タイトル戦のボクシングで、ウエイト・オーバー失格で
勝ちがなくなったボクサーがリングに上がるようなものか？
それを、飄々と勝ち抜けたものだから、谷川ファンは笑いが止まらないのだ！

１２年前の田園カウンター　・・・　（　’０９．１．８　のブログにも登場　）
ヒゲ　「　浪ヤン、今日は土曜だけん、カー様　（　’０９．８．１８ブログ登場）　は、
来らすどか　（お出でになるだろうか）　？　」
浪ヤン　「　今日は、天気はどぎゃんでしょうかね？　（笑）　」
と、その時、電話が鳴りました　・・・
「　Ｒ○Ｋさんからの予約です。　カウンターで５名様。　何か谷川名人らしいですよ。　」
ヒゲ　「　ウソだろう？？　」
「　部屋が空いたら、そちらに移るという事で了解されました。　」

やがて、名人と女流３名がお出でに。　話は、本当だァー！　飲み物は、勿論、冷酒に。
ヒゲはＲ○Ｋさんに、　「　あれ？　今晩は前夜祭じゃないんですか？　」
「　名人の魚を食べたいという要望で、前夜祭を抜け出して、こちらに寄らせて頂いたのです。　」
部屋の客が帰り際、　「　あれ～！？　谷川名人じゃないの？　」
背が高いから、目立って、すぐバレました。
料理は、活平目入りの刺し身盛り合わせ。
部屋に移動された後、ヒゲ達も押しかけました。　勿論、食事の邪魔にならないように。
ヒゲ　「　名人とは、テレビでよくお逢いしてます。　（笑）
　　　　　ＮＨＫのテレビ対局ですが、私が土曜日は遅くまで飲んでいるもんで、
　　　　　次の日　（Ｓｕｎ）　は、　ソファーに顔を埋めたまま、耳だけで　（頭の中だけで）
　　　　　見（？）ています。　」
名人　「　それは、それで、大した物ですよ。　ある程度の棋力がないと出来ませんからね。　」
ママが色紙を沢山持ってきました。　（ヒゲの頼みで）
女流の方にも御願いすると、
名人が　「　今から、こういう（サインをする）機会が増えるから、やってみたら。　」　と。
　　　　

名人に酒をすすめると、　「　いや、明日の対局があるので　・・・　」
ヒゲ　「　なあに、明日の相手は佐藤　（九段）　さんじゃあないですか？
　　　　　消化試合　（楽勝？）　みたいなものですよ。　さァ、さァ、もう一杯！　」　と、
無理強いをしてしまったのでした。
佐藤九段にも、御無礼な事を言って、ゴメンナサイ！　（笑）　

　　次の日曜日、市民会館での公開対局。
終盤、千日手模様を、谷川名人が無理して解消！　そして、なんとか辛勝されたのでした。