ヒゲのリハビリ ～ 料理

５/１０　（月）　　今日は、昼から入浴日。
　　　　　　　　　　ヒゲにとって、風呂に入るのは大変　（笑）
　　　　　　　　　　もう、立派なリハビリ活動になるんです。
　　　　　　　　　　普通は、疲れ果てて動けないんですが、この日は違いました！

いつもの昼寝から醒めた後、なんと料理を始めたのでした。
御飯が残っていたので、寿司を作ってやろうという塩梅でいるんです。
最近、ロクな寿司に会ってないヒゲ夫婦。
それは、　“　砂糖が良～く効いた、熊本らしい寿司飯　”　のせいなんです。
それなら、自分好みの甘味でやったろうという事に。

レンジで暖めた御飯に寿司酢を掛け、庭（？）にパセリ（種から蒔いたヤツですゾー）を
採りに行きます。
木の芽代わりにパセリを刻んで、煎りゴマと共に寿司飯に混ぜ込みます。
この間（５/８ブログ登場）の締めアジを取り出し、棒寿司を作ろうとするのですが、
あァ、左手の圧（！）が足りません。　（笑）
どうにか仕上げたものの、口にするとホロホロほどけていきます。
まるで、押し寿司の江戸前にぎり風でございます。　（爆）
寿司の付け合せは、摘果メロンの自家製粕漬け。　（これについては、別の機会に話します）
締めアジの両ヘタは、刻んで辛子酢味噌で。

　　　　　　　　　

それでも、カカァは　「　ヘタな寿司屋より、よっぽど旨いね！　」　なんぞと誉めそやします。
持ち上げといて、又明日もこき使おうという魂胆を、ヒゲが気付かないとでも思ってるん
でしょうか！

そのカカァも、新しい料理に挑戦。
木綿豆腐を、保存も兼ねて茹でて、ザルにウチ上げ、荒熱が取れたら、
ザルごとノー・ラップで冷蔵庫へ。
時を置くと、沖縄名物　『　堅豆腐　』　風の出来上がり。
これを使って、ゴーヤ・チャンプルを作ろうというわけです。

　　　　　　　　　　

もう一品は、せっかく高額（？）で買ったキャベツ！
繊維っぽくて固い　・・・　それなら、煮込みにしようと。
息子から貰っていた、上等（？）トマトＪでポトフ風なのを作りました。

　　　　　　　　

　《　秘書談　》　手前味噌ではないが、美味しく出来ました。
　　　　　　　　　　写真は、そう見えないでしょうが？？
　　　　　　　　　　実は、写真撮影もヒゲなんです。それも、携帯電話で。
　　　　　　　　　　指先のリハも少しずつ進んで、こういう事まで出来るように！
　　　　　　　　　　その内、綺麗な画像になりますから、ご期待を。

酒呑みは色好み？

先日、日本酒が有りそうな新しい店を見つけて行った。
今風な居酒屋モードで料理もまァまァ、酒の銘柄もそこそこ揃っていた。
しかし、出てくる器はどれもこれも、流行の白色ものだ。
ヒゲは、腹の中で思わず叫んでしまった？！
「　なんだこれは！　白いだけの器ばかり。　日本の酒飲みをナメルんじゃネエや　（怒）。　
　　ここはケンタッキー・バーか？　色盲のアメ公野郎と一緒にするんじゃネエ！　
　　これじゃ、犬のエサ入れと同じじゃないか！　」　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
日本人は、柿右衛門の　『　赤　』　、
九谷の　『　青　』　をめでながら、
一方で、備前の　『　土色・火色　』　も、味わう民族なのだ。
　

それが、なんだ、近頃の器ときたら　（怒）　・・・
安いから、補充が効くからと、どこの店にいっても同じ器。
百円Ｓやカタログ本のプレス物の白ばかり。

こんなんじゃ、日本人は総色盲になったるで！
それにしても、酒呑みも酒呑みだ、
こんな器ばかり供されて、怒って見せないのか？　悔しくないのか？
日本酒が不味くなるワ。
日本酒を呑む折は、やはり　『　艶　（ツヤ）　』　が欲しいものなのだ。

人気者のＴＶ番組　『　鑑定団　』　なんて、何故日本人を啓発しないのだ？
なるほど、扱っているのは古陶なんで、エリア外というのは解るが　・・・　。
偶には、現代物の器を取り上げ、いい器のある店でも誉めたらどうだ。

しようがない、バーボンでも呑むかと、開き直った。
そうして、ブツブツ文句言いながら、隣のネエちゃんのミニスカートばかり覗いていたヒゲ。
見かねたカァちゃんが　「　器も女も、上品な色好みにならんと！
　　　　　　　　　　　　　　　 下品な色狂　（イロキチ）は、酒も不味くなるよ！　」　と。

インターネット

「　総理もすなる　ツィッターなるものを　」　・・・　じゃぁ、ヒゲも　・・・

　　

きっかけは、熊日記者の呼びかけ記事からだった。
「　カァちゃん、ちょっと覗いて見ようか？　」
「　これぐらいなら、参加できそうね。　」　　と、来たもんだ！
申し込み手順に従って登録完了後、書き込みしたのだが、どこに　？？　　
自分のツブヤキが、ネット上に登場していないのだ。
カァちゃんと二人がかりでやってみる　・・・　まぁ～だ、よく解らん？？
仲間入りしているとは、感じない。　（笑）

第一、パソコンも使えない時代遅れのヒゲが、いきなりＷｉｉでインターネットというのが、
おこがましい。
右も左も解らぬ熊本の田舎者が、いきなり大都会の東京に放り込まれた様なものだ。
覗いて見ても、広告なんぞばかりで、肝心の情報にたどり着けない。　（笑）
まァ、習うより慣れろというから、少しずつやるしかないか？
今年の同窓会までには、ちょっと位出来ないとナァ　・・・　。
「　ガタ（片）シャンな、まぁーだ、携帯もＩネットも使い切らんとね？　笑・笑　」
と、バカにされない所までたどり着けるだろうか　・・・　。

　　　《　秘書の裏話　》
パソコンの前に長時間座れないヒゲは、Ｉネットに興味を持とうとしなかったのだが　・・・
ウィーの登場で、楽チン姿勢でテレビ画面を利用してのネット操作が出来るようになったのだ。
秘書は、パソコン本体での操作で、フォローする業務が増えてしまった。
無給奉仕なのに　・・・　
遠慮なく、一人旅にでも出かけよう！
　　

悪レシ ～ 上海万博

１９７０年、ヒゲが上洛した年　　・　・　・　　　　　
大阪に居る同級生達から、万博に誘われた。
“　アメリカ館　”　に、蟻の行列様に並んでいるのを見て、我々は　“　アフリカ館　”　に向かった。
そこには、不思議なゲームがあって、それなりに面白いものだった。

　　　　　　

上海万博のテレビで、食堂が紹介してあった。
中華料理とアフリカ諸国の融合と称して、オリジナル（？）物が出してある。
ダチョウの卵のチャーハンという、取って付けた様な料理でした。
資源大国 ・アフリカを手なずける作戦、見え見えだ。（笑）

ヒゲ退院して三年目ぐらいの、田園カウンター。
某製薬会社のＭさんが、　「　マスター、今日は鹿児島の珍しい土産を持ってきたよ。　」　と。
大きな袋を覗き込むと、ナント　“　ダチョウの卵　”　が入っています。
ヒゲ　「　うわぁー！　生まれて初めて見ます！！　」
　　　　　　　　　
そして、飲みながら　「　折角だけん、今から料理しましょうよ。　これを！　」　と盛り上がります。
「　ほんなら、今日は、塩味だけの目玉焼きにして、味見をしましょう。　」
調理場も、卵を覗きに来ます。
「　それで、　・・・　誰がするや　？？　」　と、ヒゲが問いかけます。
しかしながら、勿論、生まれて初めて見るダチョウの卵を前に、皆尻込みするばかりでした。
第一、固そうな殻の割り方さえ解りません。
「　ほな、俺がしようか！？　」　と、ヒゲが椅子から立ち上がりました。
板場も浪ヤンも、お客も唖然としています。　無理もないことです。
脊髄損傷で左半身不随はおろか、右手もやっと箸が持てる程度のヒゲですから。
普通の鶏卵さえ割れない奴が、何をするんだ！　と、皆が思ったに違いありません。

カウンターに立ったヒゲは、なんと先ず　“　サントリーのアイスペール　”　を用意しました。
そして、氷入れの底に布巾を敷いたのです。
次に、ダチョウの卵の尖っている方を、アイスペールの底にピタリと差し入れました。
上になっている卵の底の方に、合出刃包丁の手元の切っ先を当てました。
その包丁の角（カド）を、コツンと当てると、１ｃｍ程の割れ目が　・・・　。
卵を回しながら、飛びカンナの要領で、次々と当ててていきます。
一周すると、パカリと卵の上が蓋の様に取れました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
用意のテフロン・フライパンに、オリーブ油を入れて、卵を注ぎ入れます。
しばらくして、蓋をすれば、目玉焼きの出来上がり！
カマンベール・チーズ風に切って、塩だけで味見です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
他のお客様や板場にも、楽しんでもらいましたが、
「　ちょっと旨味の濃いソースか何か欲しいね。　」　との声が聞こえました。

　《　ホット・プレートで挑戦中の目玉焼き　》

目玉焼きが入ったままのフライパンは、両手でも持てなかったカァちゃんでした。

便利過ぎ？

５/６　　　昼から、久々の買い物に行こうと　・・・　何々　
　　　　　 ナント！　車のエンジンが掛からない。　バッテリーがあがっているのだ。
　　　　　 先週、チャージしたばかりというのに？？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

便利な所に住んでいるので、スーパーも病院も、車なら３分の距離。
車は、暖まる間もなく、着いてしまう。　お陰で、ガソリン代は　ウフフ　
前回、いつ入れたか忘れるぐらい使い出がある。　（笑）
そして、今日は、とうとう、バッテリー交換で、７千円も払ってしまった。
世の中、よく出来ているもんだ。
あっちを浮かせりゃ、思わぬ所で、銭が要るって訳かいな？！

５/７　　　さぁ、今日は、昨日の買い物のやり直し！
　　　　　 やはり、近くのホームセンターに、老猫の必需品を。
『　シニア猫用・１１歳から　』　と書かれたエサやトイレの砂も、バカに出来ない費用だ。
その金の掛かる猫も、暖かくなった最近は、ヒゲと一緒のおふとん寝んねはしなくなった。
猫もけっこうな重さなので、カタワもんのヒゲには、寄りかかられる圧力はしんどいものが
ある　・・・　がいなくなると、淋しいもんだ。
夏休みに遊びに来た　“　孫　”　が帰ってしまった後の、ジィージ見たいに。　（笑）

野菜類は高価過ぎて、余り買えなかったが、長崎物の天然大アジを３９８円でゲット。
それと、マグロ筋身と血合のパックの１１０円を。
今夜の肴は、マグロの赤身刺しとアジのアラ・骨の塩焼き。
明太子サイズのアジの真子は、一味焼きで頂く。
上身は、締めて明日用に。
大アジ１本あれば、熊本弁で言う　　『　世話なし　！』　、　文句なしという話でした。　　

日本人、パカあるね！ ～ コリア版

先日　（５/２）　あった、国内女子ゴルフ・トーナメント。
又しても、コリアン・パワーに負けたのは、御承知の事！

　《　申ジエ　》　　《　巨人の星に登場　》

優勝者・申ジエは、日本で荒稼ぎしている。
ウチのカァちゃんは、彼女に　「　左門豊作　」　と言う。　似ているからだそうで。
スポーツ物は、まだ辛抱できるが、ヒゲ達夫婦に辛いのは、　『　数学　』　でも、
日本は韓国に大差！！を付けられている事だ。
いったい、いつ頃から、誰のせいで、こんなテイタラクな日本人が増えたのだ？？　（怒）

先月、　Ｔ先生の誕生祝い飲み会の席で、一番盛り上がった（？）瞬間があった。
“　何が、日本人をダメにしたのか？　”
そして、一番の容疑者に挙がったのが、　『　ゲーム攻略本　』　だった。
ファミコン等のゲームをこなすのに　「　こうすれば、簡単にやっつけられますよ！　」　と、
やり方を御丁寧に教えてくれるハウトウ物だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ヒゲ達には、解らない。
なんで、こんなものを欲しがるのか？
“　殺人サスペンス　”　物で、いきなり犯人が知らされているようなもので、
そこには謎解きの嬉しさも何もない！じゃないか。

ゲームも、数学の公式作りも、女性（？）も、その解に至るまでの口説き落とす
プロセスこそが楽しいのだ！
「　はい、どうぞ　」　でヤラされるなら、売春宿の方がよっぽどマシか？

ゲームばかりではない。
食材の世界も、とんでもない事になっている。
海老なんか、天ぷら　（フライ）　にするには、そこそこの行程がいるのだが、
今は何もかも済ませて売ってある。
魚も三枚卸しの上、骨まで抜いてある。
これって、元々指先の器用な日本人の分野じゃないの？
しかし、今は、全部、ベトナム人がやってるが？？

　　　　《　海老　》
　　　　　　《　太刀魚　》

昔の、例えばホンダ。
ひとつ造って、不具合を見つけ、工夫する。
次に又、改良して、段々と積み上げる行程こそが、
日本人の知恵じゃなかったのかい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
今は、他人　（　他国　）　の設計図で車を造って、自分のオリジナルだと言い張る
パクリ中国人そのままじゃないか！

２０００年に入って、“　ゆとりローン　”　という名の、耳に優しい恐ろしいローンが、
日本の若者を苦しめている。
もうひとつの　“　ゆとり教育　”　も、いったい誰がこんなステキな言葉を考え付いたのか？
ゆとり、ユトリで、　π≒３　だなんて、アバウト過ぎて、本当に大丈夫か日本？？？
高校無償化もいいんだけれど、中身のない　“　カンポス学生　”　ばかり作って、
又、韓国に笑われないようにお願いしたいね。　

猫・トン ＶＳ 妹・トン

人間様を選り好みする、我が家の愛猫・トン様。
気に入られた人は、ほんの少数という、超我が儘な猫さんだ。
妹・トンとは、最初の出逢いから相性が悪い。
好物を土産に手なづけようと、何度も挑戦するが、いまだ仲良しになれない。
昨晩のショットを御披露しましょう。

先ず、玄関で　「　ギャォー、ギャォー　」　の威嚇から始まった。
しばらくして、御土産が出たら、近づいてきた。

　　　　「　本当に美味いものかな？　私は、贅沢なのよ。　」
　　　　　　　　
　　　　「　？？　旨そうじゃないな　」
　　　　　　　　
　　　　「　そんなに近づけても、ダメな物はダメよ。　」
　　　　　　　　
　　　　「　やっぱり、私の口には合わないわ。　フン　」
　　　　　　　　　
　　　　「　もう、ほっといてよ。　貴女なんか好きになれないんだから！　」
　　　　　　　　　

Ａ Ｈａｒｄ Ｄａｙ’ｓ Ｎｉｇｈｔ？

４/２３　　今日は、早くから買い物。　近く　（神水）　の生鮮市場に。
ここは、小パックが多いので、二人きりのヒゲ達には便利。
鯛の白子　・　オージービーフ　（豚より安い）　・　駄菓子　（いや失礼！
朝のコーヒー用の茶うけに）　等など。
カァちゃんは、墓用の花選び。

ヒゲが車に向かうと、年寄りが店員さん相手にひどく不快そうにしている。
ヒゲの車を指差して、何かののしっている。
「　この場所は、いつも俺様のスペースのハズだ。　」　と。
その年寄りの車には、障害者マークが付いていた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
やがて、ヒゲが自分の車を開けるのを見て、　“　チェッ、なんだ同業者かいな！？　”　と
言わんばかりに、ふてくされて店に入って行かれました。
これからの時代、囲碁の段位比べじゃないが、　「　おらあ　（俺は）　、一級ばな。
あ～たは　（貴方は）　？　・・・　フン、二級かい。　ほなら　（それなら）　おるが方が
偉かったい！　」　と、免状（？）の見せ合いこする時勢かも。　（笑）

昼は、冷しソーメンで軽く済ませて、夜に備える。
外食は、いつも　“　海王丸　”　ワンパターンのヒゲ達。
新しいお店を知らない時代遅れの夫婦に、流行のイタ飯を教えてあげようと、
妹・トンの企画の日なのだ。

ネットで場所を調べ、タクシーに指示して向かう。
“　アンティーク・キャッスル　”　をイタリア語にした様な名前の店だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒゲは、思わず口ずさんだ　・・・
　　　松風さわ～ぐ～　丘の上～　　古城よ　ひとり～　　

ここは、おまかせ　（コース）　料理のみの店。
強気だ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

テーブルに案内されると、椅子がヒゲにはチョッと小さい。
事前にチェックはしていたのだが、実際見てみないと解らないもんだ。
アーア、ヤバイかな！　そうだ、椅子を２脚並べて、足を上げると大丈夫そう。　ホッ！

野菜が旨いお店だ。
それにしても、余りに上品で、これっ仏料理？　と勘違いしてしまう。
押しが強くて個性的なイタ公の料理とは、まるで違っている。
客も上品で、ヒゲ達みたいにバカ飲みの客は、誰もいない。　（笑）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
みんな、殆んど　“　水　”　飲んでいるようだが　・・・
イタ飯喰うのに、水はないだろうと思うのは、ヒゲばかりか？
これでは、料理屋はやってられない。
料理代だけでは、売り上げも知れているのだ。
余裕が持てないので、いい店は育ちにくい　・・・　
ヒゲは、とうとう、ラストには　“　グラッパ　”　をあおって、火が点いた。　（笑）

計算を済ませ外に出ると、呼んだタクシーも来ていた。
いつもの、ヒゲの飲み仲間の運転手さんだ。
「　よ～し、Ｍ山さん、一丁、　“　いちょう　”　さんゲェーに行ってはいよ！　」
カウンターで、やはりヒゲみたいな酔いどれ店主と向かいながら、焼酎を。

久々の揚げ豚足をかじっていたら、右隣の席に、熟女がひとり。
店主とヒゲと熟女も一緒になって、下ネタの応酬に。　ナンと言う事か！？
ヒゲは、いつものエコノミー症候群が発症して横になるが、しばらくで復活。
店主の親父から　“　スズメバチの焼酎漬　”　をもらう。
「　うわぁー、今夜、第三の子供が出来たらどないしよう？　」
最後まで、下ネタは続いたのでした。
一度に、沢山食べられないヒゲは、折り詰を頼む。
これで、少しは売り上げにつながるのだ。

ヤットの事で、我が家にたどり着く。
「　カァちゃん、せっかくだけん、折を拡げて、もう一杯飲もうか。　」　「　ヒェーツ！　」
折は、小巻寿司。　それにしても、上手に造ってある。　切り口を見ただけで解る。
「　こんなの出来る板前、田園でも欲しかったネェー　」　と。
そして、猫・トンをイジメ（？）ながら、深い眠りについたのでした。