楽しい♪失業保険

アメリカのコロナ禍での経済対策が、迷い箸？
特に中小企業や飲食業で、急に解雇された労働者。
彼らを救出する為の　『　失業保険　』　が、実は悩みのタネ？
アメリカ政府が、この失業保険を　“　再交付　”　するべきかどうか？
　　　　　　　　
多くの労働者にとって、働いて貰う給料より、失業保険の方が高い。
つまり、ホテル・飲食業の労働者は、下手に働くより、失業給付金を
貰う方が得になる！
これが、米政府の悩み。
再雇用されるより、ブラブラしている方の収入が多いわけですから。
問題は、そんな過剰サービスに馴染んだ労働者が、再就職して仕事をするか？
　　　　　　　　
給付金をばら撒けば、国民の人気を得る。
その代わり、再就職する者が減る。　つまり、失業率が上がる。
失業率のパーセントは、ルーズベルト以来の大統領選挙の大きなファクター。
「　どうだ、偉大な俺様のおかげで失業者はこんなに少ない。　」
そうツイートして、トランプはもろ手を広げるポーズをしたいのだが、それには
再交付金をけちる必要があるのだ。

１９８０年頃の、熊本市栄通りの田園。
厨房で、ヒゲは頭を抱えています。
やっと採用した調理師が、辞めると言ってきたからです。
栄通り田園では、調理場に来てくれる人材は、殆んどいませんでした。
ヒゲが現場に出始めて、〇〇〇とか云う調理師組合から脱退しましたので。
その彼は熊本的なクセも少なく、ヒゲとの仕事の相性も悪くなかったハズ？
少し慣れてきて、楽しみがもたれた矢先のことでした。
「　何故？　」　と、ヒゲは問います。
天然のちぢれヘアーで、人の良さそうな板場は、悪びれることなく、
まるで当たり前みたいに答えました。
　「　失業保険を貰う為です。
　　　何処の店でも、少し働いたら直ぐに辞めていました。
　　　保険金を貰う方が楽に暮らせるのです。
　　　ずーっと、こうやって楽しんできました！　」
　　　　　　　　　　
１カ月ほどして、独りで客としてやって来た彼氏。
サービス係達に、振る舞い酒をしてご機嫌です。
「　あーた達も、何時まっでん、こぎゃん（おろよか）店に居らんで、
　　失業保険ば貰うと楽ばい！？　ひひひひひー　」
「　もうあたし達は歳だけん、やたら辞めたら、次に行く店は
　　ソギャンなかですもん！　」

そんな会話を、厨房でひとり聴いていたヒゲ。
ムカムカしながらも、考えました。
「　あんまり手厚い失業保険も、良し悪しなんだなあ～！　」　と。
現在のトランプ政権と同じ悩みを持ったものでした。

　　　　　　　
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ハンミョウ

昨日のブログに登場した　『　ハンミョウ　』　という昆虫。
カァちゃんは、知らなかったようだ。
その話題の虫さんが、今日は熊本日日新聞に掲載されているではないか！
ヒゲにとっては、懐かしい仲間が賑わしてくれるのが嬉しい。
新聞のコピーで、再登場してもらう事にしました。



　　　　　　　
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女王陛下のトイレ禍

朝日デジのニュースが笑える！
　《　英国でトイレ危機　　草むらで続出　　女王の居城までも被害　》
　　　新型コロナウイルスの感染抑止策の緩和が進み、陽光に誘われ
　　　外出する人が増える英国で、トイレ問題が浮上している。
　　　ニーズの高まりに対し、公衆トイレの閉鎖や公共施設などの休業に
　　　より、使えるトイレが少なく、草むらで用を足す人が続出。
　　　女王の居城も被害に遭っている。
　　　　　　　

記事は続いて　・・・
　　「　拭いた紙がたくさん捨てられていて失望した。
　　　　近くにトイレがないことを覚えておいて　」　～　城のツイッター

バルモラル城は、エリザベス女王が例年、夏の休暇を過ごす場所。
スタッフは　「　大便は建物や水路から極力離れ、排泄物は浅く掘って埋めて　」
という指示も付け加えた。
　　　　　　　　　

昭和３０年代、熊本県荒尾市。
小学生ヒゲは朝ごはんを済ませると、夏休みの宿題なんか振り返ることなく、
虫捕り網を持って叔母さんちを飛び出します。
なにしろ当時の荒尾は、昆虫の宝庫。
カブトムシは少ないけど、クワガタなら幾らでも居ます。
　　　　　　　　　　　　　　
ぶらぶらと、舗装されてない小路を歩くヒゲ。
蟬しぐれが凄まじい中、一瞬、腰をかがめる。
ほら、猫が獲物を見つけた時みたいに。　（笑）
目をこらすと、道の真ん中が不思議な色に輝いてます。
『　ハンミョウ　』　と言う名の、眩惑的に輝く虫が居る！
　　　　　　　　　　　　　
ヒゲは、確認すると右手の網を握りしめて構えた。
そして、オソリートのヒゲ少年が猛ダッシュ！！　（爆笑）
と、その瞬間、ハンミョウはあざ笑う様にワープして先の方へ。
しかし、鈍足ヒゲにも意地があります。
網を振りかざして追いかけます。　　

やがて草むらに突入すると、荒尾は危険（？笑）な所。
途中で、ヌルッとした物を踏ンちゃいだ！？
見ると、とぐろを巻いた様なソレは人糞です。
草むらの所々には、人間たちの脱糞の痕が地雷みたいに配されてました。
糞プン😤やる方ないヒゲは、近くの木を探して、サンダルについた排泄物を
木の根っこで外します。
残ったウンチは、次に砂をまぶして、こすり落としました。

さて、まさか２１世紀の英国で、昭和３０年代の荒尾のトイレ事情（？）が
糞発しているとは？　（笑）
さぞかし女王陛下も、フン害に憤慨なされていることでしょう。
願わくば、エリザベス女王がウOチを踏みつけると言う不幸が起きないことを
祈るばかりです。

　　　　　　　
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Go To クラスタ〜

さてさて、２月から病院に一度行ったきりで、全く外出なしのヒゲ。
やがて７月になり、コロナも小康状態の熊本。
で、リハビリも兼ねて、カァちゃんが外飲みを提案してきた。
文句なし！　　　（＾◇＾）
店選びも決まり、車椅子のタイヤに空気も注入して準備万端です。
後は、約束が延び延びになっている相手との日時を決めればOK。

そんな折、観光事業への救いの神が登場！
“　Go　To　キャンペーン　”　なる政策です。
安倍内閣が薦めることですから、まぁ間違いない事でしょう？　（苦笑）
しかし、７月になると、東京都で妙な感染が始まった。
２０代、３０代の感染者もどんどん増えている。
「　そんな事は知ったことか？　」　の安倍政権。
二Fの利権が絡むから、行け行け　Go　Go　～　！
ひるむ様子は、微塵もありません。
「　国民の健康なんて知ったことか？　」　とばかりに。　
　　

すると、今度は首都圏で、爆発的な感染が広がる。
“　夜の街　”　が犯人だと、カンが指摘する案配。
そして、とうとう7／２２日からは、クラスターが大阪・名古屋に飛び火。
それからは、御承知の通りに、やーばなしの感染爆発。
　　　　　　　　　　　　
特に、観光と言えばオキナワでしょうと、大挙して沖縄ビーチを堪能。
おかげで、沖縄県民はコロナを堪能させられる！？　
　　「　オイ、晋すけ！　覚えておけー　
　　　　　　　こういうのを、ありがた迷惑言うんやで！　」
　　　　　　　　　　
更に福岡県でも、大型クラスターの続発。
熊本の隣県だから心配していたら、とうとう熊本でも感染爆発。
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　≪　熊本県の状況　≫
まるで、じゅうたん爆撃されたみたいに、あっちこっちでコロナ発生。
とうとう、ヒゲ夫婦の外飲みは中止に。
それどころか、日本津々浦々まで、コロナのじゅうたん爆撃が始まった。

　　　　　　　
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ベンケーシーが怖い？

今年はじめの話題に　『　北の金ボンが行方不明？　』　とのニュース。
中国から医師団が駆けつけて、心臓血管の手術をするも重体になったとの
憶測も流れた。
なにしろ、アノとんでもなドテ腹です。　(笑)
あらゆる成人病の見本みたいな体型。
いつ、どんな病気になっても、不思議ではないと思うでしょう。
“　心血管　”　と聞いて、ひょっとしてヒゲと同じ　“　カイリ　”　か？

そんな不穏な憶測から2週間ほどして、ボンの元気な様子の映像が流れた。
その後のニュースの映像で、誰かがボンの右手首の傷を見つける。
これは、カテーテル手術の跡ではないか？　
巷の噂に、ヒゲも、なるほどガッテン！
しかし、　「　傷の位置がどうもおかしい？　」　と専門家の意見も。

数年前のある日。　
ヒゲは、不思議な病症に襲われていた。　
風邪も引いてないのに、声がかすれるのです。
温度差によって発生する、いつもの痰（タン）でもありません。
取り敢えず、耳鼻咽喉科の診察を受けます。
ところが、医者の診断は驚くものでした。
直ぐに、国立病院へ電話を入れると、救急外来に来るようにとの指示。
即、入院です。
新たな動脈瘤が出来て、気管の神経を圧迫していたのです。
諸々の精密検査で、他にも気になる箇所が判明します。
最初の乖離手術の時に、修復した動脈弁辺りにも何かありそうな？
ヒエエエ〜　　非常に厄介な状態と云う事がヒゲにも判ります。
開胸しての手術か？　カテーテルでのステント挿入か？
ステントにするなら、どういう術式にするか？
画像を共有しながら４人の医者達が検討するのに、長い期間が掛かりました。

結果は、ステント挿入に。
開胸を免れた事が、ヒゲに少しの安堵感を持たせてくれました。
数日後の朝、ストレッチャーに仰向けに乗せられ、上を向いたまま運ばれる
ヒゲの視線は　・・・・・　。
　　　　　　　　　　　　
手術室に向かう廊下の小さい天井灯が流れて行く光景です。
昔のTVドラマを思い出して、ヒゲは恐怖感に捉われました。

６０年代、米国製TVドラマ　『　ベン・ケーシー　』
「　ベン・ケーシー　」　云うても、テレ朝人気ドラマの　“　ドクターX　”　に
登場する名医紹介所で暮らす　“　デカい飼い猫　”　の名前ではありません！
　　　　　　　　　　　　　
６０年代の日本でも放映された、外科医が主役の医療ドラマです。
そのイントロのシーンは、脳腫瘍の手術を受ける為ストレッチャ―に乗せられた
患者の視点。
天井に埋められた電球がスライドして行くだけのモノトーン映像。
そう、ヒゲが国立病院で、手術室に運ばれる時に見たのと同じ光景！
頭を開くと云う術式が、少年ヒゲの恐怖心を煽ります。
やがて、画面にはオジさんが登場し、黒板に描き込む有名なシーン。
　　　　♂　　♀　　誕生　　死亡　　∞
　　　　　　　　　　　
その黒板に描かれた　〔　誕生　〕　と　〔　死亡　〕　の記号は？
思い出そうとしていたら、手術室に着く。
室内には、クラシックが流れていた　・・・

　　　　　　　
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