都営浅草線・馬込駅で下り、養玉院如来寺へ向う。坂道をおりたり、のぼったりしなければならない。
山門。格式を感じる。もともとは、上野寛永寺の塔頭・三明院が前身で1635年に創立された。1698年に移転し、養玉院となった。如来寺と合併し、現在地に移ったのは1923年である。今年が移転して100年目である。
石碑は、「大佛 如来寺」となっている。ちなみに「大佛」は「だいぶつ」ではなく、「おおぼとけ」と読む。地元では「おおぼとけさん」が通称になっている。
ガイドブックによれば、桜と紅葉が美しいという。今年の紅葉は遅く、モミジはまだ色づき始めといったところだった。
大井の大仏と呼ばれるのは、高さ約3メートルの五智如来像があるからだ。五智如来像は瑞応殿にある。
瑞応殿の中に入る。右横の小さな扉から入る。五智如来像。五体ある。
外に出る。モミジはまだだが、桜はまだ落葉せず、色付いていた。
寺務所で、御朱印を貰う。寺務所の中は花が多数飾ってあって、華やかだった。住職さんが叙勲され、そのお祝いの花だった。