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横浜市栄区に鎮座する思金(おもいかね)神社を参拝する。御朱印の種類が豊富であり、赤系統を多用しているのが目立つ御朱印神社である。
JR京浜東北線・港南台駅駅からバスに乗り、紅葉橋バス停でおりる。ところが、道には鳥居がなく、案内板もないので、どこにあるのかと探した。通りがかりの人に教えてもらった。
こういう狭い道を歩く。
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やっと鳥居を見つけた。
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階段は急で、狭い。
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社務所の前に休憩所がある。御朱印を頼んだ人が休む場所である。御朱印をもらう人が多いということと、御朱印に時間がかかる。丁寧に筆書するからである。私の場合、15分ぐらいかかった。
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社殿。かなり老朽化している。新しい社殿に建て替えるべく奉賛金を募集している。
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境内は芝生である。
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見晴らしが良ければ、富士山が美しく見えるところだが、あいにくと霞が強く見えなかった。
御朱印に熱を入れている神社だけあって、1ページの御朱印が10種類あった。私がもらったのは、最初のもの。見本も真っ赤かだった。
見開きの御朱印が4種類だった。どれを選んでいいものか。結局、一番最後のものにした。
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これだけ書くのだから、時間がかかる。
1ページの御朱印が800円で、見開きが1100円。合計1900円。書き置きではなく、直接の筆書で対応してくれたのは嬉しい。
(追記)
祭神は、八意思金大神(やごころおもいかねおおかみ)である。八意の「八」は「多くの」という意味であり、「意」は「智慧」の意味である。つまり、多くの知恵を持った神様ということだ。智慧の神様である。
古事記では、思金神と記され、日本書紀では、思兼神と記されている。
思金神が活躍するエピソードといえば、なんといっても、天岩戸伝説だろう。
弟の素戔嗚尊の蛮行に心を痛めた天照大神は天岩戸にお隠れになった。世の中が真っ暗になり、神々はどうしたものかと話し合った。
この時、思金神が知恵を発揮し、アメノウズメに卑猥な踊りさせて、神々に大笑いさせた。不思議に思った天照大神が岩屋戸をあけたところをタヂラカノオ神が天照大神の手を取り、外に引き出した。
これから分るとおり、思金神は、智慧の神様である。受験といえば、天神さんにお参りするが、智慧を得たかったら、思金神に祈願するのがいい。思金神を祀っている神社は少ないのが難点だ。ここの思金神社の他には、関東で一番有名なところは、秩父神社である。