函館八幡宮を参拝後、妙心寺に向う。函館八幡宮の境内を左に抜けると、上に行く車道がある。ここを上がると、妙心寺である。
下総中山に日蓮宗の大本山・法華経寺があるが、その北海道別院である。
法華経寺は、入谷鬼子母神、雑司が谷鬼子母神と並び、東京三大鬼子母神の一つとされている。
妙心寺にも鬼子母神堂がある。
鬼子母神堂。本堂は普通の建物で、寺務所と間違えたぐらいだ。
御朱印を依頼する。時間がかかるということで、本堂と鬼子母神堂の中を見学する。
鬼子母神堂には鬼子母神の立像があった。真ん前まで行って間近に見た。いや、まぁ、なんというか、やはり、鬼だったですね。髪は振り乱し、鬼気迫る形相である。拝む気にはなれなかった。
鬼子母神堂には、この他に檀家さんが寄進したという大きな鬼子母神の座像も置いてあった。こちらもスゴイ。隣が大黒天像だったから、妙な感じがしたものだ。檀家さんが家において拝んでいた像をお寺に寄進したという話だった。鬼子母神像を毎日拝んでいたというのはどういう家庭の事情があったのかと気になった。
御朱印は直筆。カラフルで、時間がかかったのも無理がない。大黒天は色彩鮮やかで、これは住職さんの描いたものである。
妙心寺をお詣りして、この日の御朱印行脚は終わりにした。