日輪寺をお詣りし、常陸大子駅に戻る。電車まで50分ほど余裕があったので大子町を散策する。
右側にコンビニがあり、椅子机が置いてあった。コーヒーで一服と思ったが、4時で終わりですと店員の云われた。イートインは4時で終わりだ。早い。もっとも地方は店じまいが早い。慣れていたので、ああそうか、と思っただけだが、地方の実情を知らない人はビックリするかもしれない。
常陸大子駅前。
商店街を歩く。シャッター商店街で活気がない。地元の人は、郊外のバイパス沿いに郊外店が多くあるので、そちらへ買物に行くという。ここも自動車がなければ生活できない町である。
4時過ぎに早くもシャッターを下ろし始めた店があった。地方の閉店は早い。
久慈川に到達。川沿いに割烹店があり、紅葉が目立った。
大子町は最盛期は人口が4万人だったが、現在は17000人と半分以下に減ってしまった。仕事がないので若い人は都会に出るしかない。
久慈川を見る。奥久慈慕情と云いたい雰囲気があった。
橋を渡る。
橋を戻り、川べりに下りる。
昔は、ここは茨城街道沿いの町で、市も開かれたという。夜も賑やかだっただろう。今は昔の話である。