神戸の齋藤が柏戦で全治1年(!)の大怪我。1年ですよ。
怪我の箇所が複数過ぎて、1度のプレーでここまでとはビックリです。
藤本の大怪我の時も思いましたが、お互い必死にプレーした結果としての怪我。
しかし怪我すれば、プレーできなくなるし、下手すれば選手生命の危機も。
これまで日本を代表するような選手が何人ケガで将来を棒に振ってきたことか。
かと言って手抜きプレーは、違う意味で選手生命を縮めかねません(汗)
本当に、スポーツの世界というのは、常にリスクとの戦いだなぁと感じます。
(昔、あるプロレスラーの「怪我?レスラーで満身創痍でない奴なんかいるのか?」
の言葉に、プロの世界の本質を見た気がして背筋が凍る思いをしました)
そういう意味では、「無事これ名馬」もその通りで、
ヤマちゃんなんか本当に怪我無くよくここまで第一線で頑張ってると思います。
齋藤選手の一日も早い復帰を祈っております。
さて、
昨晩のニュースでは各社熊本戦を報道。
YTSでは、久々先発のヤマちゃん、ゼインの右サイドコンビにフォーカス。
2人とも久々先発とは思えない精度の高いプレーでチームを鼓舞。
今季初のPO圏内入り(第2節で首位には立ったけど)に大いに貢献しました。
その熊本戦。
試合を通じてここ数試合よりは、チャンスも多く作れていた印象です。
(他の試合が厳しかったから?)
特に印象的だったのは、GKから直接1トップにボールが収まる回数が多かったこと、
最終ラインから、2列目の選手にフリーでボールが通る回数が多かったことです。
あれ?モンテ上手くなってる?と思いましたが、
(もちろん上手くなってるけど)
映像を見返すと、熊本がスペースを与え過ぎていた印象です。
特に、攻撃時に最終ラインと2列目が空きすぎていて、これだとどのチームでも通るよなと(汗)
(最終ラインがモンテの攻撃陣と同数になる場面があるのも極めてリスキー)
もちろん、熊本の人数をかける積極的な攻撃がこれを生んでしまっているのですが、
今年なかなか順位が上がらないのも、この辺に原因があるのかなと思いました。
それにしても、熊本の攻撃は魅力的でしたね。
選手が入れ替わっても、相変わらずボールと人が動いて、
狭いスペースでも数的不利でも簡単に剝がしていきます(汗)
「戻して動いてまたパスを受ける」といったサッカーの教科書のようなプレーが、
ピッチ上で縦横無尽に展開されるのは敵ながら見惚れてしまいますね(あっぱれ)
そしてそのコンダクターは平川怜。
苦労しているチームの中でも、冷静に華麗に攻撃を組み立てていきます。
山形戦で言えば、最後のところでモンテの選手が体を張っていたことと、
ごっちゃんを中心に、ゴールポストも利用して(笑)神がかりなセーブで、
得点にはならなかっただけでした。
ただ、勝ってなんぼのプロの世界。
順位的には厳しい位置にいるので、これを続けられるかの時期に入ってきました。
あの松本でも降格してしまうJ2の世界ですから、
手遅れにならないよう、頑張ってほしいです(人様の事心配するほど余裕あるのか?)