EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

「ギーガー展の思い出」ギーガー氏の他界から

2014-05-14 08:56:47 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
「ギーガー展の思い出」
ギーガー氏の他界から


昨夜、mixiの友人達がギーガー氏の他界を知らせてくれた。

転落事故が死因との事。

心からご冥福をお祈りいたします。

これを綴っている5月14日、現在、
ヤフーニュースのトップに写真入りでその訃報が伝えられている。

本ブログでは、ギーガー氏を中心に据えたブログはまだ2度しか綴っていない。
頭脳改革のポスターとTシャツである。
いずれも、EL&Pのオフィシャルなものではなく、
ギーガー氏が許諾して制作された品物である。

ギーガー氏関連に関しては、
さらに取り上げようと思っていた画集が、
いつの間にか見あたらなくなってしまった。

秋田に戻ってきてからしっかりと目撃をしているので、
亡父がどこかにしまったか、廃棄したかのどちらかなのである。

そのうち出てきたら取り上げようと思っているうちに、
ギーガー氏が他界するとは全く考えてもみなかった。

普段、あまり意識した事もない方ではあったが、
思いの外、かなりショックである。

渋谷方面でギーガー展がある事を知ったのは、
確か新聞の一面の書籍広告の欄に、
ギーガーの画集の広告と一緒にギーガー展の告知が載っていたからだと思う。
画集の発売日から推察すると1986年という事になる。

埼玉県草加市に住んでいた時は、
勤務先の休みは仕事の性格上、平日がほとんどだったので、
ギーガー展を見るために確か平日に渋谷まで赴いたのだ。

ギーガー氏が映画「エイリアン」に登場する宇宙生物のデザイナーである事ぐらいは知っていた事や、
小さな画集広告の説明文の中に、
「エマーソン、レイク&パーマーのジャケットのデザイン」
とも書かれていたので、
何か、それに関連した展示とか品物もあるかも知れないという期待から足を運んだのだ。

正直、私は、頭脳改革のジャケットやエイリアンの宇宙生物みたいなデザインに、
心惹かれるわけではないのだが、
それでも、EL&Pの歴史的作品のジャケットをデザインしたアーティストである事は確かなので、
ほとんど期待しないまでも「なんかないかなぁ?」という思いであった。

会場は確か「ラフォーレ原宿」だったと思うが、しっかりとは覚えていない。

平日であるにも関わらず、なかなかご盛況であった。

展示会に来ている人の服装も割と普通で、女性客も半分ぐらいいたのだが、
女性客の服装は、黒色系統のパンツスーツ姿の女性が多かった。

ギーガー展は、全ての絵がモノクロという感じなので、
何らかの理由で見に来ている女性達も、そんな感じの色調が好きなのかも知れない。

作品製作時のエアブラシを用いている映像も会場で流していた。

私としては、場違いな異世界に紛れ込んだ印象が強かったが、
絵画そのものに関しては写実的で精密なものもかなり好きなので、
ギーガーの作風のその部分だけは気に入っている。

新聞広告にでていた画集が売っていた。

「H.R.ギーガー ネクロノミコン1」

というのがそれである。

中に頭脳改革の絵が入っているかは、確認できなかったが、
バフォメットらしき絵が描かれた表紙カバーに、
斜めに貼られていた横長四角のピンク色のシールに、
「エマーソン、レイク&パーマー」の文字があったので、
決して安い買い物ではなかったが、記念に購入した次第である。

これがまたとても大きい画集であり、
電車移動で持ち歩くには、かなり面倒な品物であった。

開いてみたら、頭脳改革のジャケットの他に、
ギーガーの画廊に赴いた、
キース、グレッグ、カール、ピート、マネージャー(後日解る)が、
ギーガーと一緒に写っている写真も掲載されており、
まぁ、買って損はなかったと思った次第である。

私は、この写真を見るのは、初めてだったのですが、
頭脳改革リアルタイムのEL&Pファンの間では、よく知られている写真のようだ。

その時に購入した画集が今見つからないというわけだ。

ギーガー氏の他界も知らずに、
頭脳改革関連のブログを昨日は2本もアップしましたが、

ほぼ予告通りに遅れずに発売された、
頭脳改革40周年記念ボックス発売日が、
この世から去る日となった。

合掌。

以上。

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