★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

NHKスペシャル「日本国憲法誕生」

2007年04月30日 | ★道をひらく
昨日、21時からこの番組を観ました。

5月3日で日本国憲法が施行されてから、今年で60年経つそうです。

GHQが日本に押しつけた憲法だと言われたりしますが、この憲法はアメリカと日本、そして世界のさまざまな大きな国々に検討されて作られた素晴らしい憲法だいうことがこの放送で改めてわかりました。とてもいい番組だなぁと思いました。

日本国民の権利を今まで守って来てくれたその大切な憲法が、また作られた当時のように欲深い政治家たちや世界を思うとおりに支配したい男たちの都合のよいようにねじ曲げられて、変えられようとしています。

私はこの日本国憲法が大好きです。国民主権、戦争放棄、基本的人権の尊重、男女平等。私は中学生の頃、公民で日本国憲法を習った時、特に憲法第24条の男女平等の権利の条文を読んで感動したことを覚えています。この草案を作ったベアテ・シロタ・ゴードンさんもとても素敵な方で大好きです。私は幼い頃から「女だから」と言うだけで世間から色々なことを押さえ付けられて来たことに大きな疑問を覚えていたからです。この憲法があるにもかかわらず、まだ日本国民には浸透していないと感じています。

選択的夫婦別姓は認められず、女性が姓を変える結婚が多く、子どもの立場を全く考えていない差別的な法律を変えようとしないところがその証拠だと思います。


私一人などの力ではたいした影響力は持てないかもしれないけど、私はこの日本国憲法の本当の理念に乗っ取り、男女平等の権利を力強く書いてくれたベアテさんの意思を受け継いで、私の子どもたちにそのことを教えていきたいと思います。それが私にできることだと思っています。

この番組が私の目に止まったのは、私が生まれてきた使命はそこにあるということを改めて思い出させるためなのかなぁ…なんて感じています。
コメント
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