★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

最悪を考えて、最善をつくす

2014年12月23日 | ★育児

もし、迷子になっても帰ってこられるようにと
ケンとコウに教えてあることがあります。

「名前、年齢、住所」

この3つを言えるように
言葉が話せる2歳頃から教えました。
ことあるごとに

「おなまえは?」
「なんさいですか?」
「どこにすんでいるの?」

と聞いて答えさせていました。
そして、もしお店で迷子になったら
店員さんや警備員さんに
「迷子になったことを言うんだよ。」
と教えました。

最近は、小学校で自宅の電話番号を覚えさせておいてほしいと
就学児説明会のプリントに書かれていたので
それも追加しました。
それから、家族全員の氏名を言えるようにもしました。


日頃から覚えておけば、
きっといざという時に例え泣いても
自分で対処できると思ったからです。

パピーいしがみさんの
最悪を考えて、最善をつくす
ってやつでしょうか。

私は最近の子どもの防犯のやり方に少し疑問を感じています。
なんでもかんでも大人がすべて守りを固めているのはどうなのかと…。

確かに心配なのはわかります。
だけど、子ども自身も危機管理能力を持っていないと
いざ危ないときに逃げられるだろうか、
助けをもとめられるだろうかと思うのです。

いつでも大人が絶対に
守れるわけではないということを子どもに教えて
たとえ、自分だけになってしまっても
誰かに助けを求められるように対策を知っていないと
いざという時に行動できないと思うのです。

私がもし子どもだったらと思うと
知っていた方が絶対にいいと思ったからです。

ケンもコウもショッピングセンターで
何度か迷子になったことがあります。

そのたびに二人とも、泣きながらも店員さんに
名前と年齢を言ったみたいで、
それで呼び出してもらえたことがその度にありました。

つい先日も、ケンとコウが一緒に迷子になりました。
ケンは泣かずに、お店のサービスカウンターに行って
店員さんに自分の名前、弟の名前、一緒に誰と来たか
そして、おじいちゃんの名前を伝えて
おじいちゃんの名前で呼び出してもらったそうです。

2歳から続けてきた私の努力の種が
こうして花開いたんだな~と思うと
ちょっと感動するできごとでした。

ケンには
「立派だね、泣かずによくできたね。」
と褒めました。

学校の連絡帳にそのことを書くと、担任の先生は
朝の会でみんなに紹介してくださったそうです。
少しでもケンの自信につながればとおっしゃってくれて。
とても親身になって考えてくださる先生で
この出逢いに私は感謝しています。

最近は、公衆電話から自宅にかけられるように練習したり
警察の110番と救急・消防の119番を教えたりしています。
コメント
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