★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

ペアレント・トレーニング 第2回

2015年10月14日 | ★セッション・講座
第2回のペアトレに参加してきました。
5人のうち、3人が参加しました。

第2回は
「好ましい行動を増やすために
 ~肯定的な注目を与えましょう」

という内容で行いました。

パピーさんが言っている
「子どものいいところを見つける」
ということです。

書かれていたことは
パピーさんのテキストに書かれていることばかりでした。

それを実際にどうやったらいいかということを
教えてもらいました。

お母さん役と子ども役にわかれて
ロールプレイをしました。

褒めるにもコツがあります。

子どもが何気なくした好ましい行動について
肯定的な注目を与えるというもの。
それにコツを使うか、使わないかで
子どもの心にどう変化があるか
実際に体感するというものです。

コツなし:
 (なにかを作業をしながら、遠くから)
 「捨ててくれて、ありがとね~」
 と言う。

コツあり:
 (すぐに子どものそばに行って、しゃがんで目を見て
  優しく、どの行動をほめているかを明確に)
 「ごみを捨ててくれてありがとう
 と言う。


実際、子どもの立場で感じた事。

コツなしでは
「ああ、なんか言ってくれたな~…
という感じ。

コツありでは
なんだかすごく嬉しくなって
他にあったゴミも捨てちゃおうかな~って思い
すぐに捨てました。


お母さんの立場で感じた事。

コツなしより、コツありの方が
相手の反応がいいし、
すごく嬉しそうにしているのがわかる。

このロールプレイで、
自分が子どもの時に思ったことを思い出しました。

絵を描くのが好きだった私。
母親にそれを見てもらい
「上手にかけたね~
と言ってもらい、ニコニコ顔

さらにまた描く。
そして、もう一度褒めてほしくて
母親のところに持っていくけど
こっちを向いてくれない…

「ねぇ、お母さん、もっと私を見て。
 ねぇ、もっと褒めて。」

見てもらえないことが
すごく寂しく、悲しく思ったことを思い出しました。

ああ、こんなにもお母さんに見てほしかったんだ。
ケンの気持ちがとても分かったような気がしました。

いいことをしても見てもらえない。
褒めてくれない。
それならば、悪いことをして、叱られてでも
お母さんを振り向かせようとするその気持ち。
私もそういえば、していたな。

叱られるとわかっていて
夜、なかなか寝なかったり。
宿題をしていかなかったり。
歯磨きをしなかったり。
お風呂に入らなかったり。
暗いところで、マンガを読んだり。

とにかく「私を見て」ほしかった。

ああ、同じだ。
ケンがしていること。

他の参加者の方にも私が子どもの頃
そう感じたことをお話させてもらいました。


そういうコツをつかって
ちょっとでも好ましい行動をしようとしたり
始めたり、していたり、指示にしたがってくれたり、
前よりもいい行動が増えたりということを
褒めて、認めて、伝えていく。

それが、「25%ルール」


【肯定的注目】
ほめる
認める
感謝する
関心や興味を示す
気づいていることを知らせる
次の行動に誘う


今回の宿題は、
どんな好ましい行動をしたときに
コツをつかって褒めたら
子どもがどのような反応をしたかを
記録していきます。

次は、10月27日(火)です。