女性の地位向上を頑張っている女性に対して、男性を味方につけている女性が足を引っ張っている。
嫁と姑みたいに。
自分だって、嫁だったころ嫌な思いをしているのに、姑になるとそれを忘れたかのように嫁をいびる。優しくできない。
「私はその大変さに耐えた。あなたも同じ目にあいなさい。」
と嫁を苦しめる。
そう言う女性を私は何人も見てきた。
日本女性を苦しめてるのは、日本女性だと。
だから私は決めたのだ。
息子を「長男だから」とか「男だから女性より偉い」などとと育てない。
女性を大切にできる男にする。
だから、学校では教えない、性教育をし、お金の使い方、家事の仕方を家庭内で学ばせる。
結婚したら、お嫁さんを連れて実家に帰ってこなくていいと散々言ってる。
孫を見せに来なくていい。
もし実家に顔見せに帰ってくるなら息子だけでいい。ただし、息子の面倒はみない。
絶対一緒になんて住まない。
実家に住むなら私は出ていく。
一番はパートナーの女性を大切にしなさい、と。
小学生のうちから息子たちにそう言っている。
私はうざい姑には絶対なりたくないから、息子はお嫁さんに返品不可で完全に託すことにしている。
自分が嫁の立場だったらどうかを考えて出した結論がこれ。
丸川さんは、男性たちの権力を味方につけてるだけの女性。
福島さんは、自分の信念を貫いている、軸のぶれない女性だ。
まったく違う。
私は福島みずほさんをずっと見てきたし、初めてあったときから、この人はまったくぶれていないと感じている。
自ら、事実婚をして、議員をしながらお子さんを育て、夫婦別姓問題や婚外子差別、戸籍制度の問題に取り組み、どんなに忙しくても、その現場にやってくる。
私は自分が行くところ行くところ、いつも現れる福島みずほさんをすごいと思った。
ちょっとだけ顔を出して、すぐいなくなってしまうような政治家ではない。
福島さんは最後までちゃんと付き合っていた。
婚外子差別の裁判の後の報告会。
ベアテ・シロタ・ゴードンさんの講演会。
私も夫婦別姓が実現して欲しいんです、と直接話したときのフレンドリーな感じ。政治家だからと偉そうに振る舞わない。
よくふんぞり返っている議員がいる。
何様なんだコイツって思う。
福島さんはまったくそんなことはない。
一度、一緒に電車に乗って途中まで帰ったことがある。まったくもって一般人のようなたたずまい。
丸川議員は、どうせかなわないくせにとでも思って、福島議員をあざ笑ったのでしょうね。