on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

パントマイム見てきました♪

2016-06-18 23:14:26 | アート・文化







 2016年6月17日、東京 高円寺の劇場「座・高円寺」に清水きよし氏のパントマイム「MASK MIME KAMEN」を見に行ってきました♪

 セリフなし、そのうえ能面のような仮面を被っているので、表情で伝えることもできません。体の動きだけで全てを見ている人たちに伝えなければならないのです。とっても難易度の高い表現でした。

 自信満々な姿、恐怖におびえる姿、安堵した姿、喜怒哀楽が・・・すべて体の動きだけで表現されているのです。にも関わらず、見ている私の脳裏にはその表情やセリフがインプットされてくるのを感じました。見終わったときの感想は「恐れ入りました!」まさに「体は口以上にものを言う」だなぁ、という感じでした!

 一週間の締めくくりに、最高の演技を堪能させていただき、満足な気持ちで週末を迎えることができて、「明日からも頑張ろう!」って思える公演でした。
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キッド・アイラック・アート・ホールに行きました!

2015-09-22 22:54:58 | アート・文化
東京世田谷明大前のキッド・アイラック・アート・ホールに講座の先生の朗読公演を聴きに行きました。私は、このホールを創設した窪島誠一郎氏の「明大前物語」にある『オリンピックがやってきた』を朗読公演で読ませてもらったことがあったので、一度は伺いたいと思っていた場所でした。

明大前駅は、2つの路線が交差する駅なので複雑です。明大前物語によると、ホールは確か甲州街道の方にあるはずと、甲州街道方面の改札から駅を出て、甲州街道の上を覆う首都高速の高架が見える方向に歩くと、お店が並ぶ通りの左手にコンクリートの打ちっ放しのキッド・アイラック・アート・ホールが見つかりました。







立地はともかくイメージは氏が長野県上田市に建てた「無言館」の外観と似た感じで、壁の一角には終戦の日の東京の風景が描かれていました。会場となっていた1階のホールは5メートル四方ぐらいですが、天井が高く、照明設備も充実しています。少人数でも借りられそうで、何かのイベントに使ってみたいホールでした。





この日の先生の演目は吉野弘の詩でした。演目のひとつ「祝婚歌」は、私が朗読を始めるきっかけになった詩で、聴いていて懐かしかったです。

終演後は、地下の「ブックカフェ 槐多」で先生を囲んでの打ち上げ。。天井近くにある窓から差し込む外光がほどよく店内を明るくしていて、素敵な雰囲気のお店でした。






先生の公演がきっかけでしたが、行くことが出来てよかったです♪
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ひねもす朗読会~そら庵最終回~

2015-08-23 23:09:13 | アート・文化
3ヶ月に1度のペースで開催されてきた「ひねもす朗読会」は、隅田川の畔にある「そら庵」を会場としてきましたが、その「そら庵」が2015年9月で取り壊されるため、この8月22日が「そら庵」での最終回となりました。



下町の印刷工場だった建物がイベントスペースに生まれ変わったお店は、木枠のガラス戸、木とコンクリート張りの床、古いオルガン、冬には火が入れられるアラジンの石油ストーブなどが独特の雰囲気を醸し出していました。











そして、私にとって懐かしさを感じさせるのが天井。建て替える前の実家のキッチンの天井と同じ天井板なのです。



私が初めて教室以外で朗読したのもこの「そら庵」さんで、気取らずに語れる雰囲気に緊張感をどれだけ和らげてもらえたか知れません。

今回が「そら庵」での最終回と聞いて、演目選びには迷いました。

まず、思いついたのが、初めて語った作品「僕が20世紀と暮らしていた頃」野田秀樹さんの著作でしたが、1度語った作品を数年の時を置いて語るのは、「前と変わってないじゃん!」と言われないだけのレベルアップが求められるので、勇気が要ります。

次に、「そら庵」さんの地元にまつわる話。「そら庵」さんの地元は「のらくろ」を描いた田河水泡氏の所縁の地で、「のらくロード」と名付けられた商店街があります。漫画を朗読の題材にするのは難しいので、田河氏の奥様のお兄様の「小林秀雄」氏が「漫画」というタイトルでのらくろと田河氏のことを書いた作品があったと記憶していたので、それを探そうと、図書館で20冊近くある「小林秀雄作品集」を片っ端からめくってみたものの、見つからず断念。。

3つ目に思いついたのが、「二十四の瞳」。この長編小説を20分に要約できないかと、これまた図書館へ借りに行くと、一般向けは貸出中で児童書ならありますとのことで、児童書の方を借りてくると、当たり前だが、漢字という漢字にルビが振ってある。朗読のときには意味が繋がった部分を切らないように書き込んだり(もちろんコピーに)するですが、このルビが結構邪魔である。で、肝心の要約ですが、朗読会までの限られた期間に長い長い小説を10分の1に圧縮して、読み込むのは至難の業である。結局、「二十四の瞳」の第一話「小石先生」を読むことで落ち着きました。
しかし、「小石先生」の章だけでも、普通に読むと30分かかるのです。これを20分で読めるようにカットすることにしました。割愛とはよく言ったもので、話の辻褄が合うようにカットするのは難しかったです。参考にと、映画のDVDを借りて見ましたが、主演が高峰秀子で、笠智衆浦辺粂子田村高廣といった豪華キャスト振りにあらためてびっくり!作品を味わう余裕もなく、原稿のコピーに書き込んだり消したりを繰り返して、ようやく読むための原稿を完成させました。なお、先ほど、邪魔と書いたルビですが、女先生を「おんなせんせい」と書いてあるところと「おなごせんせい」と書いてあるところがあって、この使い分けがわかりやすかったことはメリットでした。

そして、迎えた当日、いつものように「そら庵」の引き戸をくぐって中に入ると、最終回という雰囲気はなく、いつもの「そら庵」の光景でした。

・当日の演目
誉田哲也「武士道エイティーン」
フィリピンのむかしばなしより「人魚」
竹下文子「風町まで」
大川悦子「おかあさんの木」
紫夏~バロン小次郎~「命のリレー・君がいて僕がいた」
山川方夫「夏の葬列」
色川武大「蛇」
壺井榮「二十四の瞳」より「小石先生」
いしいしんじ「いしいくん食堂」
ロアルト・ダール作 灰島かり訳 へそまがり昔ばなしより「シンデレラ」

カレーもこれで食べ納め。。



ハーブティー




で、朗読ですが…
練習では間違えなかったところでつっかえるなど、朗読の難しさをあらためて痛感・・・(上達せんなぁ~)、落ち着いて読めるように、もっと頑張ります!

終わりに、「そら庵」さんへの感謝の言葉を全員で群読、色紙の寄せ書きとともにプレゼント。店主の明子さんは「そら庵」は閉店しても、情報誌の制作などの活動は続けてゆくということで、「今後もどこかでお世話になります。」とあいさつして、「そら庵」を後にしました。

そのあと、徒歩15分ほどのところにある次の会場候補のお店へ行きました。商店街にあるガラス張りのお店は、素敵な雰囲気で「そら庵」ほどの気楽さはありませんが、充分語れそうな雰囲気でした。そう感じるのも「そら庵」で場数をこなしたからこそでしょう。

「そら庵」さん、ありがとう!
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シアターノーチラス「新任教師~名前も知らない獣の声に耳を澄ます~」

2014-04-15 00:03:27 | アート・文化

 カーリング仲間のひとりが私の友達と同じ出身校と聞いて、当時友達から聞いた先生の話に花を咲かせていました。「S先生、知ってる?」、「それ、うちの担任(笑)」、「体育のC先生は一年間毎回バレーボールだった」、「A先生は?」、「教わったことはないけど、年いった先生だった。」、「確か、老人だって言ってた」なんて具合に自分の出身校でもないのに話が弾む不思議さ・・・。 

そんな話をしたあくる日の4月13日、友人が出演するシアターノーチラス「新任教師~名前も知らない獣の声に耳を澄ます~」を見に行きました。

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舞台は夏休みが始まったばかりの学校、そこそこ評判がよい学校だけど直前には校内で事件が起きている。雑務のために登校してくる教師たちと部活や自習に通う生徒とのやりとりから徐々に見えてくる人間模様。そのやりとりが事件の犯人探しにこだわり過ぎていないところが「もしかしたら、こんなことって現実にもあるのかもしれない」という雰囲気を醸し出していました。

 誰もが出会う教師という職業の人間、教える内容は文科省の指導要領で決められていても教師次第で印象は大きく異なる・・・。

 前日の会話のように又聞きの話で何年もの年月を経ていても共通の話題として盛り上がれる・・・教師という職業はそれほど個性が表れる職業なのだなぁ~と、舞台を前に前日の疑問が解けたのでした!

コメント (2)
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アナウンサーから学ぶ講座の新年会

2014-02-24 23:17:03 | アート・文化

年が明けて2ヶ月が過ぎようとしていますが、「アナウンサーから学ぶ講座」のちょっと遅めの新年会がありました。

場所は浅草橋の「スペース吉水」というイベントスペースで、浅草橋駅から屋形船が並ぶ神田川を渡って少し先にありました。ビルでありながら内装は土壁という有機物にこだわった造りになっていました。

参加者は企業の社長さん、料理の先生、主婦、公務員、マンションオーナーなどなど様々な職業の方が集まります。

で、お楽しみは料理の先生の特別メニュー。今回は「鱈のマヨネーズ蒸し焼き」「ブロッコリーの土佐和え」「パン粉のスープ」で、特によい意味で魚っぽくなく仕上がった鱈が美味でした♪

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包みを開けると・・・

講座の新年会だけにトークが絡む一芸が課題で、ギターの弾き語り、マジック、お宝紹介、大病を乗り越えた話、マラソンに挑戦しようとした矢先に自転車で大けがをした話、などの様々なパフォーマンスが披露される盛りだくさんの内容です。

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そんな中、私は小説「泥の河」の序文の朗読をさせて頂きました。ソチオリンピックの期間中なのでオリンピックにまつわる話、選手村の雰囲気とかを話そうと思っていたのですが、開会式の前あたりのタイミングで話した方が興味を惹く内容だったので、閉会式寸前のタイミングで話すのは「ちょっとなぁ~」と考えた結果、こちらに落ちつきました。小説の舞台は大阪の安治川ですが会場に向かう途中にある神田川の屋形船が両岸に係留された景色に合っていたのです。情景描写が細かくて気に入った作品でしたが、朗読するには長すぎるし、普通は序文だけ読むなんてこともないので読むことはないと思っていたのが、こんな形で読むことができてよかったです。 

美味しい料理と様々なトークパフォーマンスに触れてとっても楽しい新年会でした。

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