東京に春一番が吹きぬけた頃、私は春を飛び越して常夏の国ハワイに行っておりました。。
日本を出国したのは冷たい北風が吹きまくっていた2月25日で日付変更線を跨いで同じ25日の朝にホノルル国際空港に降り立ちました。フライト時間は6時間で長いとは思わないのですが、発着の前後1時間は食事等に費やされるので睡眠時間はどんなに頑張っても3時間程度しかとれないし、飛行機のエンジン音が大きくて容易に眠れず、眠い目をこすりながら入国の手続きを済ませて空港の外へ…。ここでアホなことに機内の座席のポケットにカメラを忘れてしまいました。というわけで、今回の写真は全て撮ってもらったものです(・・;)
気を取り直して、最初に訪問したのがモアナルアガーデン、日立の「この木なんの木気になる木」があるところです。学生時代に北海道を旅したときには帯広にこの木があると聞いていたので、初代の木は帯広だったのでしょう。20メートル程にも枝を拡げた大木ですが、ハワイには同じような木がいたるところにあるので現地の人はわざわざ訪れることはないようで、日本人観光客だけが「みんなが集まる気になるでしょう」という場所になったようです。
続いて、太宰府天満宮に金刀比羅宮、東と西の本願寺、京都ガーデン、三重塔、金箔の貼っていない金閣寺に平等院・・・何だか騙されているみたいなリトルジャパネスクなエリアを通って、海上を吹いてきたアラスカからの冷たい風が通り抜ける谷というヌアヌパリへと向かいました。ここは初めてではないのですが、前に来たときは風も雨も激しくてバスを降りてろくに景色も見ずにいた所でした。もう一度来ることなんてないと思っていたのですが、狭い陸地にひしめいている街とゴルフ場、その先には海が広がっていてよい眺めでした。ただ、気合いを入れて歩かないと吹き飛ばされそうなくらい風は強く、みんな前傾姿勢で展望台へ向かっていました。そんな風の中、紙切れが2~3枚飛ばされてきて、よく見るとお金でした。するとそれを追う二人、掴まえて大喜び!聞けば自分のお金ではないという。確かにラッキーなんでしょうが、1ドル拾ってこんなに喜べるなんてホントに幸せ者です。
そこから、スペースシャトルの空中爆発で命を落とした日系宇宙飛行士オニヅカ氏が眠る軍関係者墓地パンチボウル、定番のカメハメハ大王像を見て回ると昼食タイム。昼食は何と「牛角」…ハワイに来てまで何でと思ったけど、まあいいでしょう。日本人のための外国なのですから。
この日の夕食は「ウルフギャング」の骨付き牛ステーキ(写真失念…)、4人分を6人で食べましたが、それでも充分過ぎる量でした。。
翌日はゴルフ。ハワイだって島なのにゴルフ場は日本と違って広々しています。芝はきれいでしたが、カート道はがたがた。でも、芝の上をカートで走ってもOKなので快適でした。