大菩薩峠、列石山・雲峰寺
武田勝頼が天目山の合戦で敗北した時、家臣に託した、
武田家の家宝、日本最古の「日の丸御旗」、
戦場で用いられた、軍旗などを見ることができます。
👇 懸魚のある派風と屋根先端の曲線の美しさは、
仁王門の木鼻にも 室町時代の建築のシンプルな造りに、
どことなく優雅を漂わせる貴重な建物と思います。
豊臣の猿殿が織田信長に仕えたころ、
行基の創設した一庵は、
火災に会い、一時荒廃していたものを、
武田信虎が再建し面目を一新した大菩薩峠・列石山・雲峰寺。
👈 Webからの写真
寺の前の渓流-みそぎ沢-は笛吹川に流れる水量溢れるものでした。
武田家最後、信玄の娘「松姫」は山梨塩山市を抜け、
この武田家ゆかりの「雲峰寺」で、
2度と訪れることはないだろう、無念の手を合わせ、
大菩薩峠を超え尾根伝い、25里先の八王子に逃げ伸びたに違いありません。
その資料はどこにもありませんが・・松姫20歳。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます