山にも行かず、本を読むでもなし、
昼から雨となれば、中途半端な面持ちになり、
鏡に映る顔は、やはり精彩がない。
男の顔は、何かをしようとする気構えがないと、
頭の皿、水がなくなった河童の姿よりだらしがない。
もっとも河童、見たことは無いけど、
物語、河童の命は「皿の水」と万人が認めるところ。
日本酒、小島功氏の河童のシール「黄桜」抱えて、
仲間を訪れはしたけど、留守。
帰りみち、松の剪定中の殿方に、断りを入れて、
花好きな奥方の庭の花を撮らせてもらった。
撮る花、旦那に聞いたら、旦那も知らないという。
ここにも、私と同じ花に疎い人がいる。
この日初めて、心の中の笑顔、ポッと火が付いた。
名前は女房が帰ってきたら聞きておきます‥だと。
心の中の笑顔、今度はメラッと燃え、消えなくなった午前でした。
そんな殿方の庭に咲いている花たち。
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