復元された西門は3階建で、
1階は、門扉のある石敷き通路、
2階は、城壁の連絡路、
3階は、見張りおよび戦闘の場に想定されています。
現地案内板にある、復元前の西門跡の写真です。
いまだに謎の多い 鬼の城(キノジョウ) ですが、
西門跡は、写真のように良好な状態で残っていたそうです。
西門正面からは、古代吉備の中心地であった平野が広がり、
児島半島や、瀬戸内海、四国山脈までも見えます。
城壁は土塁が多いそうですが、石垣も残っています。
城壁は雨水などの浸食から守るため、城壁の内外に敷石が敷かれています。
この敷石は、日本の古代山城では初めての発見だそうです。