先月の24日にソムリエ認定の試験を受けました。去年は2次試験が不合格だったための、再チャレンジでした。 かなり以前に、この呼称認定を受けるための、準備をしたことがありましたが。その時は、フレンチのソムリエのための呼称認定のような気がして、受ける意味を見つけられず。その時は断念をしました。
なぜ断念をしたかと言うと、勉強方法を研究するために教則本を参考にしようと思い見てみると、歴史に対する認識に違和感を覚えたことが一つの理由に挙げられます。
その当時は、塩野七生著「ローマ人物語」を読んでいました。これはローマの建国と地中海を内海とする派遣国家になってゆく過程を歴代の政治の決断者を通して、ローマという国(近代の国家とは違うと思う)の一部始終を物語風に書いた本であったと思っています。
この本に接していて感じていた、言葉の定義があります。属州に植民地、奴隷、法律これらをキーワードにローマ人物語を読み理解をしてゆくと、教則本の著者と塩野七生さんの間には相容れない認識の違いを、私が感じたからです。
続く