今回、ワインリストに加えた、Vini Buoni以外が高得点を付けたサンジョヴェーゼ ディ ロマーニャ スペリオーレ リゼルヴァ “プルーノ”(Sangiovese di Romagna Superiore Riserva “puruno”)2008です。この価格帯のワインがこれほどに高い評価をされたのは、あまりないことだと思います。試飲もせずにリストに加えましたが。5年後くらいが楽しみです。
このワインは、2012年2月にD.O.C.G.に昇格すると共に名称がロマーニャ サンジョヴェーゼ(Romagna Sangiovese)に変更になります。
ついでに、私事ですが。調理師試験に合格しました。今の食品衛生責任者のままでも仕事はしていけるのですが。去年、ソムリエ呼称認定の2次試験が不合格でした。再試験までのモチベーションを維持する意味合いもあり受けることにしました。
私の勉強方法は、最適な教則本を探すことと、過去の問題集を手に入れることです。今回は社団法人日本栄養士会編の調理師読本第16版を教則本に選びました。その中で意味が深いなと思ったのが、食文化に及ぼす調理の功罪「食文化による食物の価値判断は、食品の段階ではなく、必ず調理の段階で行われることになる。」です。料理の価値判断を調理の作業に見いだす。意味深長な問題であると考えるのは私だけでしょうか?
この教則本を勉強をしていて、解けた問題が一つあります。それは、サトウキビから味の素です。これは、「グルタミン酸菌が糖質と無機窒素からグルタミン酸を作る性質を利用して、化学調味料の製造に使われる。」です。製造の仕組みは解りませんが、作られ方を言われてみれば、なるほどといった感じです。それにしても、味の素溶液と昆布水の味わいを比べると似てないように感じますが。いかがなものでしょうか。