毎週、日曜日は近くの西友に買い出しにいきます。今回、久しぶりにワイン棚のチェックをしていると1650円のバローロを見つけました。早速、購入をし、その日のうちに抜栓をしたのでコメントを書きます。
木イチゴや野イチゴ、わずかにシナモンの香り。素朴で可愛らしい酸と滑らかなタンニン、ふわふわした柔らかな果実味には軽快な味わいがあり。フルーティーなアフターティストに心地よい余韻を残します。
この価格ならばランゲ ネッビオーロやネッビオーロ ダルバの当店の仕入れ価格になります。流通の経路が違うので比較は出来ませんが。私の考えるボトムのネッビオーロの仕入れ価格の範囲に入ってくるバローロで、なおかつバローロとして認めても差し支えない内容になっています。
売り場には他にあるイタリアワインより2倍の価格が付けられています。しかし、すぐに飲める、無難な味わい、陰影は薄いかもしれないが。コストバリューを考えると十分にお値打ちであると思います。誤解のないように、この「無難な味わい」と書いたのは悪い意味ではなく、初心者に受け入れやすく、難解さがないために自称通と言われる人たちには突っ込みどころ満載なワインだと考えているからです。それにしても、西友のバイヤーさんはツボを抑えるのが上手いと思いました。
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