イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

バルバレスコ “パイエ”とエトナ ロッソ “フェウド“

2011-11-21 09:51:47 | ブログ
Photo_2 新入荷のワインです。ロアーニャ社、Barbaresco Paje 04とジローラモ ルッソ社、Etna Ross Feudo 08をリストに加えました。バルバレスコはGajaの成功に追順する動きから、大樽やスフト(700リットルくらいの中樽)での熟成に回帰しています。その中にあって、大樽での熟成の権化のようなバルバレスコは、「1世紀半以上前から、全く変わっていない。今後も変わらない。」をうたい文句にしています。かつて、リストに加えようと準備をしていたのですが。以前のインポーターが終売させてしまい、試飲する時点で導入が頓挫したワインです。
もうひとつのエトナ ロッソは以前試飲会で気に入り、今回、他ワインと合わせて購入したワインです。エトナ ロッソはブルゴーニュのピノ ネロ(ピノ ノワール)のような味わいであると紹介されています。しかし、酸とタンニン、ミネラルの感じは似ているような気もしますが。スターアニスや実山椒を彷彿とさせる香りにドライになった葉っぱの印象がブルゴーニュとはちょっと違うかなと思っています。
ちなみにエトナ山は福島県の会津磐梯山とほぼ同じ緯度にあります。日本とは気候が違うので単純な比較は出来ないと思います。
写真の真ん中はCarema Riserva2006、コメントは以前に書き留めていた文章をリストに添付しています。

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