今回のイタリアワインは、今月の初めに抜栓したフランチャコルタ サテン(Franciacorta Saten)のヴィンテージ違い、2001年です。1999年は以前にも触れましたが、ガス圧がかなり落ちてきていると思われたので、2001年の状態を確認するために抜栓をしました。とはいっても、フランチャコルタのガス圧は6バールに対してサテンの規格は4~4.5バールなので、今回のようにエイジングを目的にすることは、問題があるのかもしれません。しかし、この2001年は泡の存在感は十分にあり、サテンというだけにシルキーな泡が喉をなでていきます。香りは洋梨やリンゴ(金星)、セージ、サワークリームの立体的でゆったりと安定感があります。刷毛でさっと一塗したような酸にシルクのリボンで束ねられたような果実味はグラデーションがくっきりした優雅な味わいがあります。サテンは熟成感を目的にすることには不向き、そもそも、ガス圧をなぜに抑えられているのかを考えると。意味のないことだと思います。因みに映っているグラスは25年前にムラーノ グラスです。
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