山犬図鐔 (鍔の歴史)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/58/7cf377e28e7e97c81e1e10cb7b4b4dd9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ba/a3b0180cd61eec7cb4095c4090a3e89d.jpg)
山犬図鐔 篤興鐫
下地造りを甲冑師の流れを汲む明珎義重が行い、これに高彫した塑像を象嵌したのが篤興。江戸時代後期にはこのような合作が他の流派でも行われている。この例のように下地を鉄のこなしに巧みな甲冑師や刀工が行い、金工がこれに細工をするという例が多い。ここでは、流文状に鍛え肌を鮮明に表わした地鉄の風合いを活かし、気の流れ、水の流れを想わせる作品としている。鉄地の動きと、精密な山犬や鳥の対比は妙なる空間を生み出している。84ミリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/58/7cf377e28e7e97c81e1e10cb7b4b4dd9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ba/a3b0180cd61eec7cb4095c4090a3e89d.jpg)
山犬図鐔 篤興鐫
下地造りを甲冑師の流れを汲む明珎義重が行い、これに高彫した塑像を象嵌したのが篤興。江戸時代後期にはこのような合作が他の流派でも行われている。この例のように下地を鉄のこなしに巧みな甲冑師や刀工が行い、金工がこれに細工をするという例が多い。ここでは、流文状に鍛え肌を鮮明に表わした地鉄の風合いを活かし、気の流れ、水の流れを想わせる作品としている。鉄地の動きと、精密な山犬や鳥の対比は妙なる空間を生み出している。84ミリ。