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若いうちから色気はちょっと

2007-07-18 19:40:04 | B3
若いうちから特定の政治団体の構成員として活動することはよいことではありません
大きな派閥に分かれて争っているのだから若い兵隊は消耗品です
構成員として活動した団体の勢いが順調なうちは気づくことができないことがたくさんあります
調子のよいときに気づかなかったことというのは団体の雲行きが怪しくなってきたときに長年この時を待ってたとばかりに噴出してくるものです
争うということはその場の状況を利用して相手を屈服させたり弱味を握って反論できないように追いつめていくということです
若いときから日常茶飯事的に相手に屈従を強いたり相手のあら捜しばかりしていると相当数の人間が影響を受けることとなります
世間には地に足が着いている商売とそうでない商売があります
地方の農村などでは地に足が着いている者同士が争うことになってしまいます
地に足が着いているということは若い者がおこした争い事を地域住民のほとんどが覚えているということです
なんだかんだいって人は昔のことを根に持っているというわけです
争っている者はどちらかというと地元でもパワーを持っているタイプ同士で争っているわけだから有利になるほうも不利になるほうも争いの後でも地域住民に対して影響力をもたらしてしまうということです
人の恨みを買いやすい仕事は幹部ではなく末端の若い構成員におしつけがちであるといえます
若いうちから地域住民でもある政治的団体構成員の言動に対して圧力をかけてしまうと政治団体ではなく個人的恨みの対象としていつまでも覚えられてしまいます
所属団体が不利なうちはおとなしくしているような人でも風向きがかわってきた時になってここぞとばかりに復讐を開始してしまうということです
団体というものはいつまでも同じ形で存在しているわけではなくあとかたも消えてなくなってしまったり争っていたはずの団体がいつのまにか合流していたりするものです
要は団体間の争い事に関して個人である構成員に対してはなんら安全の保証がないということです
団体の手先として人の恨みを買っているうちに団体などはもうどこにも存在していなくなっているというような状態になっていたとしても個人的な恨みだけは残されたままであるということです
地に足が着いたもの同士が団体のために争ったとしても残るのは個人的な恨みだけということです
地に足が着いているような商売をしている者が若いときから特定の者に対して恨みを買うのはよくないことであるということです

若いうちから政治的な色が濃くもってしまうと争いの対象者が明確になってしまい争った相手方からは個人的恨みを買ってしまったりその後の長い人生の中で終始足を引っ張られることになってしまったりすることもあるということです

一般市民は話し合いに参加するなといっているわけではありません
団体は所詮個人の利益追求を行なっているわけではないから目先の利益に眩んだ行動をとると団体にとって使い勝手がいい鉄砲玉にされてしまうということです
暴力団を引き合いに出すのはあまりよいことではありませんが団体は都合よく若い衆を利用してしまいやすいものであるということです
団体にとって地に足が着いていないような者の存在は利用価値があると感じてしまいやすいものであるともいえます
長期にわたり個人に対して責任を負わないでよいことが最初からわかっているからかわいがるといったようなこともしてしまいがちであるということです
60歳まで責任を負うということがどれだけ大変なことであるかということです
経済活動が比較的活発ではない地域特性にも影響を受けてはいますが定年まで水準並の社会保障を与えないでも済む地に足が着いていないような働き方をしている者は団体にとって利用価値があり当然であるが如く利用されてしまうということです
非正規従業員の活用は時代の流れであるといってもそのような者が巷にあふれだしたら将来的に社会保障を厚くしてゆかなければならなくなるので結局は税金負担増となって跳ね返ってきてしまいます
経済規模が小さい地域では団体を運営している家族が団体の法人格を利用し個人的な利益の追求を行いやすいものであるといえます
規模が小さい団体ほど団体の存在を利用して私的な利益の追求に走ってしまいやすいものだといえます
問題にするとすれば公的な団体の者が公的団体の内部にあるしくみを濫用して私的な利益を得ることです

団体の話題にすると労災が出ないような条件で働いている人がいるような団体の話題になってしまいます
このような話題になってしまうのも改善の余地がある団体がこれほど乱立している地域はほかにはないという事実があるからです
金回りがよくなれば団体の内部もよくなるというような単純な世界ではないのです
金回りがよくても悪くても団体内の精神性は変わりそうもないからです
規模が大きな団体では内部の労働組合で活動を行うことが出世への近道である場合もあります
しかしこの地方では「労働組合なんかをつくるなよ」と言ってしまうような人もいます
実際労働組合の活動に耐えられる組織が存在しないということです
金回りがよくないと何をやっても社会法にひっかかってしまうのが現実であるということです
本土並みの基準に耐えれるような団体が存在しないということです
とりあえず何が基準値に達していないのかをあげるだけあげてみるようなことをしなければ既定値は地域一般常識となってしまうわけです

若いときから政治色がついてしまうのはよくないというお話しでしたね
団体の争いにも中枢から末端までさまざまなレベルで騒動が繰り広げられるわけだから若い人が末端でもめたりしたらそれこそ生涯緒を引いてしまうことになりかねないということです
団体同士の争いが世帯同士や家族同士の争いに発展してしまうから程度の低い民よばわりされたわけです
世の中の事情をあまりよく知らない集団に形式的な競争をもたらすとレベルの低い争いが発生したわけです
公共への奉仕術などにはよそみもせずに分捕り合戦に邁進している住民ばかりであると思われることはよくないことです