筑波大学硬式野球部のブログ

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ラストシーズンにかける想い⑥

2020年08月31日 20時37分46秒 | 2020年 4年ブログリレー

こんばんは。

マネージャーの葛山です。

今回のブログリレーは私、葛山大介(体育4・千種)と桑野嵩也(社会4・岐阜北)の2名です。

 

 

平素より弊部へのご支援、ご声援ありがとうございます。

4年マネージャーの葛山大介です。

ラストシーズンのブログリレーということで、本来は自分の大学野球を振り返って文章を書くものだと思いますが、私が影響を受けて感謝したい人たちを時系列に沿って紹介していこうと思います。

 

まず最初に感謝を伝えたい人は両親です。

幼少期からやりたいことをやらせてくれて、それに対して取り組みが甘いとこっぴどく叱ってくれました。それが今の私の基礎を作り上げてくれました。

長い間、応援してくれて本当にありがとう。

もう球場でプレーしているところは見せられないけど、残りの学生生活、全力で走り抜けます。

 

さて、そんな両親がさせてくれた野球は「守山レッツ」から始めました。そこで当時監督だった鬼頭監督にもとても影響を受けました。名前通り、鬼のように怖い監督でしたが、「野球だけではだめ」という非常に大切な考え方を教えてくれた人です。長らくコンタクトをとっていないので、見ていることを願って感謝したいと思います。

 

中学では「愛知瀬戸ボーイズ」でプレーしました。

そこで出会った本当の鬼、加藤ヘッドコーチにもとても感謝しています。

私は中学2年冬に某強豪私立高校の特待を受けようとしましたが、「葛山はそこに行っちゃだめだ。もっと自分を生かせる進路を見つけろ」という愛のあるお叱りを頂きました。それがなければ、鬼頭さんから教わった考え方を無下にしてしまうことになっていたかもしれません。

加藤コーチは6年ほど前に他界してしまい、今はもう直接感謝を伝えることができません。

もっと感謝を伝えていれば、と後悔しています。

 

そんな素晴らしい助言と入試の失敗で、私は千種高校に入学します。

高校では本当にたくさんの人に応援してもらいました。

担任の先生がものすごく浮く服装で地区予選に来てくれたり、校門でよくわからないおじいさんが「葛山君に会いたい」と連日訪れて通報騒ぎになったり。

思いかえせば、私が人生で最も輝いていた時期だったと思います。

これまでとは関わる人が桁違いに増えたので影響を受けた人もたくさんいますが、やはり当時監督だった北川先生にはとても感謝しています。

1,2年生の時は、正直何とも思っていませんでした。しかし、私たちの代に変わってから、言いたいことは山ほどあったかと思いますが、我慢強く見守ってくれました。また、私が筑波に入りたいことを伝えると、筑波大出身が監督を務める高校と練習試合を組んでくれました。さらに、そんな私たち信頼して激戦区の愛知県でベスト8まで導いてくれました。野球の指導者としてはもっと優れた人がいるかもしれません。でも、部員の気持ちを汲み取って導いてくれたすばらしい指導者です。

本当にありがとうございました。

 

そしてようやく大学生です。

北川先生のアシストもあり、無事に入学することができました。

ここでも指導者の方々や先輩方、同期、後輩のみんなには本当にお世話になりました。すべての人に感謝を伝えます。

その中でも衝撃を受けた人物が一人。

ご存知の方も多いかと思いますが、同期の加藤三範です。

彼は私が避けてきた「野球だけの人」でした。しかし、野球に関することは一流で、「学生なんだから勉強しなきゃいけない」と思っていた私には衝撃的な出会いでした。

1年生から思いかえせば、なぜか試合後に必ずマッサージをしてあげたり、小学生でもわかるような勉強を教えてあげたり、使用人かと思えるほどからの手助けをしていました。彼はもしかしたら私を都合のいいように使っていただけかもしれませんが、けがをしていた私は、誰かのために何かをするということの意義をそこで見出せたのかも、と思うことも少しだけあります。

彼は典型例ですが、そんな刺激的な同期がいたからこそ退屈しない毎日が過ごせました。

本当にありがとう、これからもよろしく。

後輩たちへのメッセージは、ほかの4年生からありがたいお言葉があると思うので割愛します。

 

今は秋リーグが行われるかさえ分からない状況ですが、確実にチームは前進しています。私はグラウンドには立てませんが、精一杯サポートしたいと思います。

今後とも筑波大学硬式野球部への変わらぬご声援の程、よろしくお願いいたします。

 

4年 マネージャー 葛山大介

 

 

こんばんは。

筑波大学硬式野球部4年の桑野嵩也です。

日頃より弊部へのご支援とご声援の程ありがとうございます。

 

ついに、自分も4年生引退のブログリレーを書くのかと思うと感慨深い今日この頃です。拙い文章かと思いますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

 

しかし、今大学生活を振り返ってみると思い浮かぶ言葉は一つしか思い浮かびません。(普段、チームメイトの仲間から感覚で生きているといわれますが本当にその通りだなと思いました)

 ‘‘悔しい‘‘ 

この言葉だけが自分の頭の中にあります。

大学野球生活の中で達成感を感じられたことは一度もありませんでした。自分の思い描いていた結果にすることができず、本当に悔しかった4年間でした。一番自分の中で印象深かった場面は、3年生の秋の帝京大学の第3戦、延長の満塁の場面のショートの守備でフライを落としたことです。あれは一生忘れないと思います。

 

しかし、まだ大学野球は終わっていないので、ラストシーズンでチームの勝利に貢献できるように頑張りたいという希望しかないので、「頑張る」ただそれだけです。

 

自分語りはここまでにして、野球人生の節目なので様々な人たちへ感謝を伝えたいです。

 

4年生のみんなへ

 

付き合いづらい、つかみにくい人間だったと思うけど自分のためになるような厳しい言葉、励ましてくれる言葉などかけてくれたこと本当にありがとう!!

高校まで甘い環境で野球をやっていた自分としては、チームのために全力で動ける仲間、目標のために鬼になれる仲間に出会えたことは本当に刺激的だった!!

 

後輩たちへ

 

こんな先輩で本当に頼りなかったと思う。でも、できた後輩ばっかりだったから本当に助かった場面はいっぱいあった!!ありがとう!自分からアドバイスできるのは単位取得は計画的に!!だけです。ぜひ反面教師にしてください。

 

こんな仲間たちと本当にリーグ優勝・日本一を達成したいです。だから、自分ができることを最後まで精一杯やっていきます。

 

両親へ

 

大学まで野球を続けさせてくれてありがとう。地元に残ってほしかったと思うけど、自分のわがままを聞いてくれてありがとう。本当にここまでやってこれたのは両親の支えが大きかったと思います。やられたらやり返す‘‘恩返しだ!‘‘

 

いろんな方面の友達へ

 

試合見に行くよとか気にかけてくれたこと本当にうれしかった。なかなか、予定が合いづらくて会えなかったことも多かったけど、たまに会ったときにやっぱり元気がもらえる友達ができてよかった。ありがとう。

 

指導者の方へ

 

たくさんの指導者の方に指導をいただきました。どのアドバイスも自分が上達する上で欠かせない貴重な言葉でした。ありがとうございました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

4年 桑野嵩也

 

本日はここまでです。

次回は小林駿(人文4・福島東)と座馬健人(体育4・浜松北)の2名です。

お楽しみに!

 

 

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ラストシーズンにかける想い⑤

2020年08月31日 20時18分58秒 | 2020年 4年ブログリレー

こんばんは。

マネージャーの葛山です。

ブログリレーの第4回となる今回は、木室豪太(体育4・松山西中等教育)と串田真章(体育4・県立船橋)の2名です。

 


こんにちは。4年の木室豪太です。
日頃から筑波大学硬式野球部に関心を寄せていただきありがとうございます。

小学5年生の時、翔ちゃんに誘われて始めてみた野球ですが、こんなに長く続けるとは思ってもみませんでした。出会いとは不思議なもので、きっかけをくれた翔ちゃんにはとても感謝しています。

それから、ここまでに出会うことのできた全ての人に感謝しています。

大学野球では、今までに経験したことのないレベルの野球を知ることができました。1,2年生の頃なかなか結果が出ず何度も何度も落ち込んで、その度にリーグ戦に出る自分を想像してはまた頑張ろうと必死に自分を奮い立たせていたことを思い出します。

そして、学生コーチとなり、Bのヘッドコーチを任せてもらえたこのチームで自分が伝えたいことは、「自分のために野球をやってほしい」ということです。
野球は楽しいものです。

みんな好きでここまでやってきたんだと思います。

結果が出たときのあのぐわぁぁあって感じがたまらないって知ってます。だからやめられないってこともわかっています。
大丈夫、君たちには、家族や友達の期待や応援がついています。

それ以上に心強いものを僕は知りません。どうかそれを忘れないで欲しいです。

自分を想ってくれる人たちに「俺頑張ってるよ」って言えるように、納得のいくように、悔いのないように、自分に対して全力で向き合ってほしいと思います。Bヘッドは、それがきっといつか「チームのために」なるって信じています。

これが、選手の時に自分のために野球ができなかった木室からのお願いでもあります。こんな悔しい想いをさせないために自分は学生コーチになりました。全力で楽しんで野球をやってください。

最後に、ここまで野球を続けさせてくれた父ちゃんと母ちゃん、豪太は、今でも野球が大好きです。ありがとう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

こんばんは。

4年の串田真章です。

『鳥肌モンの瞬間を生み出したい』

これは今年1月に行われたAD主催のビジョナリーリーダー研修で島脇キャプテンと一緒に考えたこのチームの、そして私自身のビジョンです。

私は小中高と決して強くないチームで、それなりに一生懸命野球をやってきました。特に高校時代には何度も強豪校を追い詰め、そして何度もあと一歩のところで悔しい思いをしました。強豪校に惜敗するたびに応援してくれた人がかけてくれる、「頑張ったね!すごいね!惜しかったね!」という言葉が1番悔しくて、絶対に惜しいままで終わってたまるかという思いで、筑波大学の門を叩きました。

大学に入って6シーズンが終わり、4度リーグ2位を経験しました。

残念ながらいつまで経っても「惜しい!」から抜け出せていません。そして迎えた4年目、確かな自信を持ちワクワクして待ち望んだ春リーグは史上初の中止。ここまでは本当に思い通りにいかないことばかりの、中途半端な野球人生でした。それでも頼もしい後輩たちに恵まれて、私史上最強のチームメイトと共にこのラストシーズンを迎えられることをとても幸運に感じています。

このチームならやれる、今年こそリーグ優勝、日本一、そして必ず『鳥肌モンの瞬間』を作り出すことができると本当にワクワクしています。


私自身も、チームメイトも、応援してくれるみなさんも、そして暗いニュースばかりが溢れる世の中も、私たちの力で感動の渦に巻き込みたい。今年の流行語大賞は『アベノマスク』でも『3密』でもなく、『すげぇな筑波』。そんな2020年をこのチームで作りたい。応援してくれるみなさんと一緒に感動を共有したい。


そのためにどうすればいいか。そのヒントになりそうな、というより私の好きな唄を紹介させてください。

 

『感動の唄』

感動は、飾っているところに生まれない。「等身大」がいる。
感動は、そこそこ、ほどほどでは生まれない。「本気」がいる。
感動は、適当にやっていても生まれない。「真剣」がいる。
感動は、滑り止めを用意しては生まれない。「腹をくくる」がいる。
感動は、不安を抱えていては生まれない。「できるという自信」がいる。
感動は、魂が燃えないと生まれない。「情熱」がいる。
感動は、安定からは生まれない。「谷や山」がいる。
感動は、上から下では生まれない。「同じ目線」がいる。
感動は、自分本位では生まれない。「与える」がいる。
感動は、一人では生まれない。「一体感」がいる。
感動は、虚の世界からは生まれない。「成し遂げる」がいる。
感動は、期待を超えないと生まれない。「奇跡」がいる。
感動は、追求しないと生まれない。「超越」がいる。


ベンチもスタンドも、観客も巻き込んで、「一体」となって、「奇跡」を起こして『鳥肌モンの瞬間』を作りたい。そのために残されたわずかな時間、「本気」で、「真剣」に、「腹をくくって」野球に向き合って、「自信」をもってリーグに臨もう。チーム全員でそれができればきっと良い結果がついてくる。頼りない4年生だけれど最後までよろしく頼むよ、後輩たち。この仲間と最高の瞬間を味わって野球人生を締めくくりたい。同期のみんな、あと一踏ん張り、頑張ろうな!

 

最後になってしまいましたが、日頃より筑波大学硬式野球部を応援してくださりありがとうございます。また、拙い文章で恐縮ですが最後まで読んでいただきありがとうございます。私自身のラストシーズンを、そして筑波大学硬式野球部の飛躍のシーズンを、気にかけていただけるとありがたいです。ぜひ球場で一緒に、もしそれが叶わないのならば画面越しに、『鳥肌モンの瞬間』を共有しましょう!


ありがとうございました。

 

串田真章

 

本日はここまでです。

次回は、私、葛山大介(体育4・千種)と桑野嵩也(社会4・岐阜北)です。

お楽しみに!

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