前半は、ポスドクの研究者がシミュレーションによって東京直下地震を予想し、それを行政や市民に伝えようと努力する物語。
後半は、実際に地震が発生した話。
文庫本の初版は2007年なので当然昨年の震災とは何の関係も無いが、当然、阪神大震災の経験に基づいて書かれている部分は多い。
阪神大震災を現地で経験し、また昨年の地震の記憶が生々しい私は読んでいて現実と区別がつかなくなりそうになった。
折りしも選書で政治家がやたらにマスコミに登場しているけど、そんなどうでも良い事ウダウダ行ってる場合じゃないだろう・・と言う気になってしまう。
しかし、昨年の地震による原発事故など、事実は小説を超えて居るところが恐ろしい。
集英社文庫 743円
後半は、実際に地震が発生した話。
文庫本の初版は2007年なので当然昨年の震災とは何の関係も無いが、当然、阪神大震災の経験に基づいて書かれている部分は多い。
阪神大震災を現地で経験し、また昨年の地震の記憶が生々しい私は読んでいて現実と区別がつかなくなりそうになった。
折りしも選書で政治家がやたらにマスコミに登場しているけど、そんなどうでも良い事ウダウダ行ってる場合じゃないだろう・・と言う気になってしまう。
しかし、昨年の地震による原発事故など、事実は小説を超えて居るところが恐ろしい。
集英社文庫 743円