toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

美濃牛 殊能将之

2012年12月10日 | 読書日記
作品についても作者についても、何の予備知識も無く読み始めた。
普通の本なら一冊分位読んで、ストーリーが面白くなりかけた頃、殺人事件が起こって、この小説がミステリーであることが分った。
連続殺人事件と意外な結末。
ミステリーの王道と言った感じの作品です。

ストーリーとは何の関係も無いジャズの話がさり気無く出てくるとことは良いけれど、俳句の話が延々と続いたり、作者の薀蓄を披露するだけに有るような会話がやたらに有ったり。。
特にプロローグとエピローグは要らない。
770ページ(厚さ3cm)の本だけど、実質的なストーリーは半分で済みます。


講談社文庫 1038円
コメント
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