toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「冬の旅」 辻原登

2013年03月15日 | 読書日記
何だかさっぱり分らない小説。
書いてあることは分るんだけど、結局何なの?と言う世界。

主人公の緒方が刑務所を満期出所するところから物語が始まる。
そして彼の過去の話になり、関わった人の過去の話をはさみつつ、刑務所に入るまでが語られ、最後に最初の話の続きになって終わると言う構成になっている。
いつ、本題が始まるんだろうと思っているうちに終わってしまい、それが結局なんだったの・・となる。
各登場人物の行動の理由も良く分らない。


集英社
コメント
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