toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「無限の玄/風下の朱」 小谷田奈月

2018年08月26日 | 読書日記
タイトル通り「無限の玄」と「風下の朱」の2作を収めた一冊。

「無限の玄」はブルーグラスバンドの一家がツアーから戻ると、一足先に戻っていた父親が死んでしたところから物語が始まる。
不審死ということで警察が遺体を運んでいくが、翌未明に父親が現れる。
しかしその父親はその晩亡くなってしまう。
そして警察がその遺体を運んでいくが、翌朝また父親が現れる。
以降同じことが毎日続く・・・という三崎亜記の出来損ないのようなシュールなお話。
そして良くわからないラスト。

「風下の朱」は「無限の玄」よりは面白かったけれど、やっぱり良く分からなかった。





筑摩書房
コメント
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