祭りの夜店で手に入れた金魚と暮らす女性の物語・・・だけど主人公(というか主な語り手)は金魚。
この設定がいつもの森沢明夫らしくない展開になっている原因かな。
時々主人公が女性に代わるけれど、彼女が友人と一緒に部屋で飲みながら語り合う場面は完全に森沢明夫ワールドで、ホッとする。
良い人しか出てこなかったり(アクセント的に一人意地悪な先輩がいるけれど)、わかりやすいハッピーエンドの展開など、全体的にはいつもの森沢明夫。
ただ、最後に彼女の恋人が、実はこの小説を書いたというオチは良く有るパターンで止めてほしかった。
小学館
この設定がいつもの森沢明夫らしくない展開になっている原因かな。
時々主人公が女性に代わるけれど、彼女が友人と一緒に部屋で飲みながら語り合う場面は完全に森沢明夫ワールドで、ホッとする。
良い人しか出てこなかったり(アクセント的に一人意地悪な先輩がいるけれど)、わかりやすいハッピーエンドの展開など、全体的にはいつもの森沢明夫。
ただ、最後に彼女の恋人が、実はこの小説を書いたというオチは良く有るパターンで止めてほしかった。
小学館